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折りたたみモデルiPhone Duoが正式発表!予約は10月16日・発売日は10月23日

Appleが2026年9月9日(日本時間9月10日)のスペシャルイベントで、初の折りたためるiPhoneとなるiPhone Duoを正式に発表しました。長く噂されてきたiPhone FoldでもiPhone Ultraでもなく、2つの画面を持つことを表すDuoという名前が与えられ、閉じればパスポートほどの大きさ、開けばiPhone史上最大の7.6インチという1台に仕上がっています。

発売は10月23日(金)、予約開始は10月16日(金)午後9時から、価格は256GBの364,800円(税込)から。この記事では、Appleの公式発表と技術仕様をもとに、価格・カラー・サイズ・チップ・カメラ・バッテリー・iOS 27の新機能までを整理しました。すでに発売済みのGalaxy Z Fold8やGoogle Pixel 11 Pro Foldとの比較、eSIM専用になったことへの通信面の備え、どこで買えば負担を抑えられるかまで解説しますので、予約に進むかどうかの判断材料にしてください。

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※金額はすべて税込です。5G WELCOME割は他社からの乗り換え・新規契約が対象で、対象機種と割引額は変更される場合があります。最新の条件は公式サイトでご確認ください。

目次

iPhone Duoが正式発表|予約は10月16日21時、発売は10月23日

iPhone Duoを開いた状態のインナーディスプレイ(7.6インチ)

まずは、今回の発表で確定した基本情報を一覧で押さえておきましょう。噂の段階では発売時期も名前も割れていましたが、Appleの公式プレスリリースによって、次の内容がすべて確定しました。

製品名 iPhone Duo(Apple初の折りたためるiPhone)
発表日 2026年9月9日(米国時間)/日本時間9月10日
予約開始 2026年10月16日(金)午後9時
発売日 2026年10月23日(金)
価格(税込) 364,800円(256GB)〜574,800円(2TB)
カラー スターホワイト/ナイトスカイ
ディスプレイ 内側7.6インチ/外側5.4インチ(ともにSuper Retina XDR・最大120Hz)
チップ A20 Pro(2nmプロセス)
SIM eSIMのみ(デュアルeSIM対応・物理SIMスロットなし)
耐水・防塵 IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間)
OS iOS 27

予約は10月16日午後9時、発売は10月23日に確定

iPhone Duoの予約受付は2026年10月16日(金)午後9時にスタートし、発売日は1週間後の10月23日(金)です。発表から発売まで6週間ほど空くことになり、9月に発表して10日後には店頭に並ぶ従来のiPhoneとは明確に違うスケジュールが組まれました。

発表と発売の間隔が空いたのは、2017年のiPhone Xと同じパターンです。新しい構造を採用したモデルでは量産の立ち上げに時間がかかるため、Appleは十分な初期在庫を確保してから店頭に出す形を選んだとみられます。予約開始が金曜の午後9時という時間帯なのも従来どおりで、当日の数十秒の差が出荷時期を分ける点は変わりません。

なお、Apple Pencil(USB-C)への対応は本体と同時ではなく、2026年後半に予定されているとAppleは案内しています。手書きを目当てにする人は、発売直後には使えない点を知ったうえで予約に進みましょう。

日本は第1弾の発売国に含まれた

発売前には、米国が先行して他の地域は2〜3か月遅れるという見方も出ていました。実際には、日本は10月23日の第1弾発売国に含まれています。米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、中国、韓国、インド、オーストラリアなど70以上の国と地域が同じ日に発売され、残る28の国と地域では1週間後の10月30日から販売が始まります。

第1弾に入ったことで、日本のユーザーも発売日に手にできる可能性が出てきました。ただし折りたたみ構造の新モデルで初回の生産台数は限られるとみられるため、予約が集中すれば出荷が数週間先になることは十分に考えられます。

確実に早く受け取りたいなら、10月16日の予約開始に合わせてオンラインで手続きできるよう準備しておくのが現実的です。Apple IDの支払い方法と配送先住所を先に最新にしておくだけでも、当日の手続きは大きく短縮できます。

iPhone 18 Pro/Pro Maxとは発売日が1か月以上ずれる

同じイベントで発表されたiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは、9月12日午後9時に予約開始、9月18日発売と従来どおりのスケジュールです。つまりProシリーズが先に出回り、iPhone Duoが1か月ほど遅れて登場する形になります。

この差は、買い替えを考える人にとっては都合のよい時間になります。先に発売されるiPhone 18 Proの実機を店頭で触ってから、iPhone Duoを予約するか決められるためです。両方の完成度を見比べたうえで判断したい人は、9月中に一度店頭に足を運んでおくとよいでしょう。

なお、標準モデルのiPhone 18とiPhone 18e、iPhone Air 2は今回の発表には含まれていません。これらのモデルを待っている人は、引き続き次の発表を待つことになります。

名前がiPhone Duoになった理由

発表前はiPhone FoldやiPhone Ultraという呼び方が有力とされていましたが、Appleが選んだのは2つの画面と2つのバッテリーを持つことを表すDuoでした。折りたためることは仕様の1つにすぎず、製品の価値そのものではないという、Appleらしい名前の付け方といえます。

実際、iPhone Duoには2画面であることを前提にした機能が多く用意されています。2つのアプリを左右に並べるSplit View、正面と背面を同時に撮影するDual Capture、相手にも自分の画面を見せられるDuo FaceTimeなど、名前が示すとおり2つを同時に扱うことが製品の軸になっています。

シリーズの位置づけとしては、iPhone 18 Proの上位ではなく、Proとは別の軸に立つ新カテゴリーです。数字が付かない名前になったのも、毎年更新される番号シリーズとは違う扱いをするためだと考えられます。

iPhone Duoの価格は364,800円から|容量別の価格と支払い方法

もっとも注目されていた価格は、256GBモデルで364,800円(税込)と発表されました。米国では1,999ドルからで、歴代のiPhoneでもっとも高価なモデルになります。

256GB 364,800円(税込)/米国1,999ドル
512GB 399,800円(税込)
1TB 469,800円(税込)
2TB 574,800円(税込)
カラー スターホワイト/ナイトスカイ(価格は同一)
分割払い ペイディのあと払いプラン(Apple専用)で分割手数料0%・最大36回
下取り Apple Trade Inで購入代金から即時に差し引き

容量は256GBから2TBまでの4段階

ストレージは256GB・512GB・1TB・2TBの4段階で、iPhoneとしては初めて2TBが用意されました。最上位の2TBは574,800円(税込)で、256GBとの差は21万円になります。

価格の刻み方を見ると、256GBから512GBが35,000円、512GBから1TBが70,000円、1TBから2TBが105,000円と、上に行くほど1段階あたりの上げ幅が大きくなる設計です。容量を倍にするたびに追加費用も膨らむため、必要以上に上を選ぶと総額が一気に跳ね上がります。

なお、カラーによる価格差はありません。スターホワイトとナイトスカイのどちらを選んでも金額は同じなので、色は純粋に好みで決められます。

どの容量を選べばいいかの目安

迷いやすいのが容量選びです。写真と動画が中心で、音楽や映画はストリーミングで見るという使い方なら、256GBで足りるケースがほとんどです。iCloudの有料プランを併用すれば、本体の空きが少なくなっても写真を退避できます。

一方で、iPhone Duoは4K120fpsのDolby Vision撮影に対応しており、高画質の動画を頻繁に撮る人は容量の消費が一気に速くなります。4K動画は1分あたり数百MBを消費するため、撮影が多い人や動画編集まで本体で完結させたい人は512GB以上を選んでおくと安心です。

1TB・2TBが向くのは、大量のRAW写真や長時間の4K素材を持ち歩く人、あるいは大きなゲームを何本も入れておきたい人です。あとから容量は増やせないため、2年以上使う前提なら1段階上を選ぶ判断も理にかなっています。

分割払いと下取りで負担を下げる方法

36万円を一括で支払うのが難しい場合、Apple Storeではペイディのあと払いプラン(Apple専用)で分割手数料0%・最大36回の分割が選べます。256GBを36回に分けると月あたり約10,133円で、金利がかからないぶん総支払額は一括と同じです。

もう1つの柱が下取りです。Apple Trade Inは2026年8月に金額が引き上げられ、iPhone 16 Pro Maxで最大135,000円、iPhone 16 Proで最大121,000円という水準になっています。下取りに出せば36万円台の端末が実質20万円台前半になる計算で、負担感はかなり変わります。

キャリアの端末購入プログラムを使えば、返却を前提に半額程度まで抑えることもできます。買い方ごとの違いは後半の予約と購入の章で詳しく比較しますので、支払い方法を決めかねている人はそちらもあわせて確認してください。

Galaxy・Pixelの折りたたみと比べて割高なのか

現行の折りたたみスマホと並べると、iPhone Duoの364,800円はGalaxy Z Fold8 Ultraの296,780円より約7万円高い水準です。Google Pixel 11 Pro Foldの279,900円と比べれば8万円以上の差があります。

ただし、単純な金額だけでは判断できません。iPhone Duoは開いた状態で5.2mmという薄さ、7.6インチのNano-texture仕上げ、2TBまでの容量、そしてiOSとの完全な連続性を持っています。同じ折りたたみでも、乗り換えのコストや使い慣れた環境をそのまま持ち込めるかどうかは金額に表れない差です。

一方で、望遠レンズを積んだカメラ構成や、すでに何世代も積み重ねた折りたたみ専用ソフトの成熟度では、GalaxyとPixelに分があります。価格差の7〜8万円をどちらの価値に払うかが、この3機種の選び分けになります。

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iPhoneの本体価格は上がり続けていますが、他社から乗り換えるタイミングなら、5G WELCOME割で対象機種を最大44,000円(税込)安く買えます。電話番号はそのまま引き継げて、契約事務手数料もかかりません。回線はドコモ本体なので、乗り換えたあとも混雑する時間帯の速度は落ちにくいままです。

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カラーは2色|スターホワイトとナイトスカイの選び方

iPhone Duoのカラー2色(ナイトスカイとスターホワイト)

iPhone Duoのカラーはスターホワイトとナイトスカイの2色です。Pro系で4色前後を用意することが多いAppleとしては少ない展開で、明るい色と暗い色の2択に絞り込まれました。どちらも価格は同じなので、見た目と使い勝手だけで選べます。

スターホワイト|明るく軽やかに見える定番カラー

スターホワイトは、グレード5チタニウムの鏡面仕上げに白系の明るさを合わせた色です。開いたときの大きな画面と本体の色が近く、7.6インチの広さが視覚的にも軽やかに見えるのが持ち味になります。

明るい色は皮脂や指紋が目立ちにくいという実用面の利点もあります。折りたたみは開閉のたびに本体をつかむ機会が増えるので、手に触れる面積が多い機種ほど明るい色の扱いやすさは効いてきます

一方で、白系はカバンの中でこすれた跡や細かな汚れが蓄積すると分かりやすくなります。ケースを併用する予定がないなら、定期的に拭く手間は見込んでおきましょう。

ナイトスカイ|落ち着いた濃色で高級感を出す1色

iPhone Duo(ナイトスカイ)の本体

ナイトスカイは、夜空を思わせる濃い色合いのカラーです。鏡面のチタニウムと濃色の組み合わせは光の当たり方で表情が変わり、ビジネスの場でも浮かない落ち着いた印象にまとまります。

濃色は本体の輪郭が引き締まって見えるため、開いた状態の面積が大きいiPhone Duoでも大ぶりな印象を抑えられます。画面の黒い部分と本体の境目がなじむので、動画を見るときに没入感が出やすいのもこの色の利点です。

気をつけたいのは指紋です。濃い色ほど皮脂の跡が浮きやすく、開閉のたびに触れる部分は目立ちます。見た目を優先するなら、拭き取り用のクロスを持ち歩くくらいの心構えが必要です。

指紋・傷の目立ちやすさから選ぶ

色選びで迷ったら、見た目の好みに加えて使ったあとの見え方で決めるのが失敗しにくい方法です。指紋が気になる人はスターホワイト、傷や擦れを目立たせたくない人はナイトスカイ、という選び分けが基本になります。

ケースを常用するかどうかでも判断は変わります。折りたたみ用のケースを付けるなら本体の色はほとんど見えなくなるため、ケース前提なら好みだけで選んでかまいません。Appleは本体と同時にiPhone Duo CaseとiPhone Duo Folioを用意しており、色の合わせ方まで含めて検討できます。

2色それぞれの見え方や、iPhone 18 Pro・18 Pro Maxのカラーとの違いをもっと詳しく知りたい人は、iPhone Duoの色を写真とあわせて解説した記事もあわせて読んでみてください。

サイズ・重さ・ディスプレイ|開けば7.6インチ、閉じれば5.4インチ

iPhone Duo(スターホワイト)の本体

iPhone Duoは横に開くタイプの折りたたみで、閉じた状態はパスポートに近い形です。数字で見ると次のようになります。

サイズ(開いた状態) 幅164.6mm×高さ117.8mm×厚さ5.2mm
サイズ(閉じた状態) 幅84.1mm×高さ117.8mm×厚さ11.3mm
重量 254g
インナーディスプレイ 7.6インチ・1,878×2,670ピクセル・430ppi(Nano-texture仕上げ)
アウターディスプレイ 5.4インチ・1,398×2,034ピクセル・460ppi
共通の表示性能 Super Retina XDR・最大120HzのProMotion・常時表示・ピーク輝度3,000ニト
素材 グレード5チタニウムのフレームとヒンジカバー/前面Ceramic Shield 2・背面Ceramic Shield

開いた厚さ5.2mmはiPhone史上最薄

開いた状態の厚さは5.2mmで、Appleはこれを歴代iPhoneの中でもっとも薄いボディだと説明しています。折りたたみスマホは開くと薄くなるのが構造上の特徴ですが、5mm台前半は現行機の中でも上位に入る数値です。

薄さは持ちやすさに直結します。7.6インチという大きな画面を開いても、手にしたときの厚みが抑えられているぶん、タブレットを持っているときのような重苦しさが出にくいのがiPhone Duoの設計です。

ただし薄さと引き換えに、開いた状態では本体がしなりやすくなるのが折りたたみ共通の弱点です。Appleは内部に補強リブを入れ、アンテナ部分にセラミックファイバーを使うなどして剛性を確保したとしています。

閉じた状態は5.4インチで片手でも扱える

閉じたときの厚さは11.3mmで、通常のiPhoneのおよそ1.4倍です。ただし幅は84.1mm、高さは117.8mmと小ぶりなので、ポケットの中では長さより厚みが気になるタイプの端末になります。

外側の5.4インチディスプレイは、iPhone 18 Proの画面面積の90%にあたります。閉じたままでも通知の確認、メッセージの返信、地図の確認、決済といった日常の操作はほぼ完結するので、用がなければ開かずに使い切れるのがこのサイズ設計の狙いです。

重さの254gは、通常のiPhoneより70g前後重い水準です。片手で長時間持ち続ける使い方だと手首への負担は出るため、動画をじっくり見る場面ではスタンドや机に置く使い方が向いています。過去モデルとのサイズ比較は、iPhone Duoのサイズ・大きさをまとめた記事で数値を並べて確認できます。

7.6インチはiPhone 18 Pro Maxより50%広い

内側の7.6インチディスプレイは、iPhone 18 Pro Maxの画面より50%広い表示領域を持ちます。iPad miniに迫る面積をポケットに入れて持ち歩けるのが、この機種の一番の価値です。

内側と外側でアスペクト比がそろえられているため、開閉しても表示内容の縦横比が崩れません。閉じたまま読んでいた記事を開いた瞬間に、そのまま大きな面積で読み進められるという連続性が保たれます。

表示性能は両画面とも同水準で、最大120HzのProMotion、常時表示、ピーク輝度3,000ニトに対応します。屋外での明るさに差がないので、開いていても閉じていても見え方が変わらない点は実用面で大きなメリットです。

Nano-texture仕上げで折り目を目立たせない

折りたたみで気になるのが画面中央の折り目です。iPhone Duoの内側ディスプレイにはNano-texture仕上げが施されており、映り込みを抑えると同時に折り目を目立ちにくくする役割を担っています。

構造面でも、折り曲がる部分の上下に高強度ガラスを重ね、層どうしが本のページのように滑る特殊な接着剤を使うなどの工夫が入っています。業界標準より40%高い剛性を持つポリマー層を採用したとAppleは説明しており、繰り返しの開閉に耐える設計です。

とはいえ、光の反射する角度によっては筋が見えることがあり、指でなぞれば段差を感じる可能性は残ります。気になるかどうかは個人差が大きい部分なので、発売後に店頭の実機で確かめるのがもっとも確実です。

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チップと性能|2nmのA20 Proで持続性能が最大35%向上

iPhone Duoに載るのは、iPhone 18 Proと同じA20 Proチップです。2nmプロセスで製造され、折りたたみという薄いボディでも上位モデルと同じ性能を出せる構成になっています。

チップ A20 Pro(2nmプロセス)
CPU 6コア(2つのスーパーコア+4つの高効率コア)/A19 Pro比で最大20%高速
GPU Neural Accelerators搭載の7コア/最大40%高速で電力効率も向上
Neural Engine デュアル16コア(オンデバイスAIの処理能力が2倍)
メモリ帯域 ユニファイドメモリの帯域幅が50%向上
持続性能 iPhone 17 Pro比で最大35%向上(ベイパーチャンバーによる放熱)

CPUとGPUはiPhone 18 Proと同等

A20 Proは6コアCPUでA19 Pro比20%高速、7コアGPUで40%高速という数値が公表されています。折りたたみモデルだからといって性能を落としたチップではなく、Proシリーズと同じものが入っている点はiPhone Duoの評価を大きく左右します。

実用面で効いてくるのは、大画面を活かした重い処理です。2つのアプリを同時に動かすSplit Viewでも動作が落ちにくいことは、この性能があってこそ成り立ちます。写真や動画の書き出し、3Dを多用するゲームでも上位モデルと同じ体験が得られます。

GPUには機械学習の処理を担うNeural Acceleratorsが組み込まれており、電力効率も同時に高められています。性能を上げつつ発熱と電池の消費を抑える方向の改良で、長く使う端末ほど恩恵が大きくなる部分です。

デュアル16コアNeural EngineでオンデバイスAIが2倍に

AI処理を担うNeural Engineは16コアを2基備えるデュアル構成で、オンデバイスの処理能力が従来の2倍になりました。ユニファイドメモリの帯域幅も50%広がっており、大きなモデルを本体内で動かす余裕が生まれています。

これが効くのが、写真の編集や文章の生成といったApple Intelligenceの機能です。本体の中で処理が完結すれば、通信が不安定な場所でも待たされず、内容が外部に出ないという利点があります。Appleは端末内処理と、必要に応じてPrivate Cloud Computeを使い分ける方式を採っています。

なお、Siri AIの日本語対応は本体の発売と同時ではなく、2026年10月から順次提供される予定とされています。英語で先行し、日本語・フランス語・韓国語などが後から追いつく形です。

ベイパーチャンバーで長時間の負荷にも耐える

薄い折りたたみで心配になるのが発熱です。iPhone Duoは専用に設計されたベイパーチャンバーを内蔵し、チップの熱を本体全体に逃がす構造を採っています。

その結果、iPhone 17 Proと比べて持続性能が最大35%向上したとされています。短時間だけ速いのではなく、長く負荷をかけ続けても速度が落ちにくいという意味で、ゲームや動画の書き出しのように時間のかかる処理で差が出ます。

2つの画面と2つのバッテリーを持つ構造上、本体内部の空間は通常のiPhoneより複雑です。そのなかで放熱の仕組みを確保できたことが、Proと同じチップを載せられた理由の1つといえます。

カメラ|4,800万画素の2眼と画面下のFaceTimeカメラ

カメラは4,800万画素のメインと4,800万画素の超広角による2眼構成です。専用の望遠レンズはありませんが、メインカメラのセンサーから切り出す形で2倍の光学品質望遠が使えます。

メインカメラ 48MP Fusion(26mm・ƒ/1.6・センサーシフト光学式手ぶれ補正)
望遠 12MPの光学品質2倍望遠(52mm・ƒ/1.6)
超広角 48MP Fusion(13mm・ƒ/2.2・120°の視野角/マクロ撮影対応)
ズーム範囲 2倍の光学品質ズームイン+2倍のズームアウト=4倍の光学品質ズームレンジ
アウター側のフロントカメラ 12MPセンターフレームカメラ(ƒ/2.2)
インナー側のフロントカメラ アンダーディスプレイFaceTimeカメラ(ƒ/1.8)
ビデオ 4K120fpsのDolby Vision撮影/4KのDolby Visionタイムラプス

メインと超広角はどちらも4,800万画素

背面には26mmのメインと13mmの超広角が並び、どちらも4,800万画素のFusionカメラです。メインはƒ/1.6の明るいレンズにセンサーシフト式の手ぶれ補正を組み合わせており、暗い場所でもぶれにくい構成になっています。

標準の書き出しは2,400万画素で、細部を残しながらファイルサイズを抑える設定です。新しい演算処理によって、輪郭の解像感と暗所での粘りが同時に高められたとAppleは説明しています。

超広角側は120°の視野角に加えてマクロ撮影にも対応します。開いた状態で7.6インチの画面を見ながら被写体に寄れるので、小さな被写体を撮るときの構図の確認がしやすいのは折りたたみならではの利点です。

専用の望遠レンズはないが2倍までは光学品質

発表前から言われていたとおり、iPhone Duoに専用の望遠レンズは搭載されていません。ただし、メインカメラのセンサー中央から切り出す方式で52mm相当・1,200万画素の2倍望遠が使え、画質は光学品質と案内されています。

超広角側の0.5倍と合わせると、実質的に4倍分の光学品質ズームレンジをカバーできます。日常のスナップやテーブルフォト、街の風景といった用途なら不足を感じる場面は多くありません。

差が出るのは、遠くの被写体を大きく写したいときです。運動会やステージ撮影のように距離のある場面では、光学8倍まで対応するiPhone 18 Pro Maxや、光学5倍を積むGoogle Pixel 11 Pro Foldとの差がはっきり出ます。望遠を重視するならProシリーズ、画面の広さを取るならDuoという選び分けになります。

画面の下に隠れたFaceTimeカメラ

内側の7.6インチディスプレイには、画面の下にFaceTimeカメラが埋め込まれています。使っていないときはカメラの存在が見えないため、大画面に切り欠きや穴が入らず、映像や資料を表示したときの没入感が保たれます。

外側の5.4インチ側には、12MPのセンターフレームカメラが独立して置かれています。自動で画角を調整する機能があり、本体を横向きにしなくても横長のセルフィーが撮れるのが特徴です。

自撮りの用途では、閉じたまま外側のカメラで撮る方法と、開いて背面のメインカメラを使う方法の両方が選べます。高画質で撮りたいときは開いて背面カメラを使い、外側の画面をファインダー代わりにするのがもっとも画質の高い撮り方です。

2画面ならではのDual CaptureとDuo Preview

iPhone Duoには、2つの画面を前提にした撮影機能が用意されています。Dual Captureは前面と背面のカメラで同時に撮影する機能で、撮っている人の表情と目の前の風景を1つの映像に収められます。

Duo Previewは、背面カメラで撮るときに外側の画面へ被写体側のプレビューを映す機能です。撮られる側が自分の写り方を確認できるので、家族や友人を撮るときの構図合わせがスムーズになります。

このほか、シャッターを押さなくてもよい瞬間を自動で捉えるSmart Take、子どもの視線をカメラに向けるためのアニメーションを表示するKid Cue、開いた画面で相手と自分を並べて表示するDuo FaceTimeなど、2画面を前提にした機能が一通りそろっています

バッテリーと充電|デュアルバッテリーで最大44時間のビデオ再生

iPhone Duoは左右それぞれにバッテリーを内蔵するデュアルバッテリー構成を採用しました。iPhoneとしては初めての方式で、限られた厚さの中で容量を確保するための答えになっています。

構成 デュアルバッテリー(本体の左右に1つずつ)
ビデオ再生(アウターディスプレイ) 最大44時間
ビデオ再生(インナーディスプレイ) 最大31時間
通常使用 最大24時間
高速充電(有線) 約20分で最大50%(60W以上のアダプタ使用時)
高速充電(ワイヤレス) 約30分で最大50%(35W以上のアダプタとMagSafe充電器)
ワイヤレス充電 最大25WのMagSafe/最大25WのQi2

2つのバッテリーで大画面を支える

折りたたみの構造では、本体が2つに分かれるためバッテリーを1枚の大きなセルにできません。iPhone Duoは左右それぞれに独立したバッテリーを置くことで、薄さを保ちながら容量を確保しています。

数字で見ると、ビデオ再生は外側の画面で最大44時間、内側の大画面でも最大31時間です。iPhone 18 Pro Maxの最大45時間に迫る水準で、大画面を積んだ折りたたみとしては十分な電池持ちといえます。

両方の画面を同じくらい使った場合の目安は、1回の充電で最大24時間です。1日使い切ってから夜に充電するという一般的な使い方であれば、途中で電池を気にする場面は少ないはずです。

閉じて使うか開いて使うかで持ちが変わる

覚えておきたいのは、使い方によって電池の減り方が大きく変わる点です。外側の5.4インチだけで通知の確認やメッセージのやり取りを済ませていれば消費は小さく、7.6インチを開いて動画を見続ければ消費は増えます。

外側だけで済む操作を外側で完結させるのが、電池を長持ちさせるいちばんの近道です。用がなければ開かないという使い方が、そのまま省電力につながる設計になっています。

外出時間が長い日は、開く回数を意識するだけでも夜まで余裕を持たせられます。動画を見る前提の日なら、MagSafe対応のモバイルバッテリーを1つ持っておくと安心です。

MagSafeとQi2は最大25Wに対応

充電は、有線なら60W以上のアダプタで約20分に最大50%まで回復します。朝の身支度をしている間に半分まで戻せる速さで、前夜に充電を忘れても出発前に立て直せます。

ワイヤレスはMagSafeとQi2のどちらも最大25Wに対応し、35W以上のアダプタとMagSafe充電器の組み合わせなら約30分で50%です。充電スタンドに置くだけで実用的な速度が出るので、机の上で頻繁に置き直す使い方に向いています。

なお、同梱されるのはUSB-C充電ケーブル(1m)のみで、電源アダプタは付属しません。高速充電の性能を引き出すには、60W以上に対応したアダプタを別に用意する必要があります。

デザインと耐久性|チタニウム・Ceramic Shield 2・IP68

iPhone Duoの使い方(Duo Preview・開いた状態・StandBy)

折りたたみでもっとも不安を持たれるのが耐久性です。iPhone Duoはグレード5チタニウムのフレームと、100点以上の部品で構成されたヒンジを組み合わせ、この不安に正面から答える作りになっています。

フレーム グレード5チタニウム(鏡面仕上げ)
ヒンジカバー 3Dプリントで成形(マイクロブラスト仕上げ)/100点以上の部品で構成
前面 Ceramic Shield 2(耐傷性が3倍)
背面 Ceramic Shield
折りたたみ部の保護 折り曲げ部分の上下に高強度ガラス/業界標準より40%高い剛性のポリマー層
耐水・防塵 IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間)
生体認証 サイドボタンに内蔵したTouch ID

100点以上の部品で作られたヒンジ

ヒンジは100点を超える部品で構成され、開閉のなめらかさと画面中央の支持を両立する設計です。カバーは3Dプリントで成形され、鏡面のフレームに対してマイクロブラストのざらついた質感を合わせることで見た目の対比も作られています。

内部にはマグネットのアレイが組み込まれており、閉じた状態でぐらつかず、開くときの手応えも一定に保たれます。1日に何十回も開閉する機種では、この手応えの安定感が使い心地を左右します。

画面側にも工夫があります。折り曲がる部分の上下に高強度ガラスを重ね、層どうしが滑るように設計された接着剤を使うことで、繰り返しの折り曲げによる負荷を分散させています。

折りたたみでもIP68に対応した

発表前にもっとも懸念されていたのが防水性能でした。ヒンジのすき間から水やホコリが入りやすいためですが、iPhone Duoは通常のiPhoneと同じIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間)を確保しています。

これは折りたたみスマホとしては高い水準です。雨の日に外で使う、キッチンで濡れた手のまま触るといった日常の場面で、通常のiPhoneと同じ感覚で扱えます。

ただしIP68は真水での試験にもとづく等級で、海水や洗剤を含む水は対象外です。砂やホコリがヒンジに入り込むと動きが渋くなる可能性は残るため、砂浜やホコリの多い環境では閉じたまま使うなどの配慮はしておきましょう。

Face IDではなくサイドボタンのTouch ID

生体認証はサイドボタンに内蔵されたTouch IDです。内側の画面にFace IDのセンサー群を置くと切り欠きが必要になり、大画面の見た目を損なうため、指紋認証が選ばれた形になります。

Touch IDには実用面の利点もあります。閉じた状態でも開いた状態でも、握ったときに自然と指が触れる位置で解除できるので、折りたたみのように持ち方が変わる端末とは相性がよい方式です。マスクやサングラスの影響も受けません。

一方で、Face IDを前提にした操作に慣れている人には最初は戸惑いがあるかもしれません。画面を見るだけで解除される動作とは違い、指を当てる一手間が入るためです。ここは実機に触れて確かめておきたいポイントです。

iOS 27とSplit View|2つのアプリを並べて使える

iPhone Duoを開いたときの2ページ分のホーム画面(iOS 27)

ハードウェア以上に評価が分かれそうなのが、2画面を活かすソフトウェアです。iPhone DuoにはiOS 27が最適化された形で搭載され、iPhoneとして初めて2つのアプリを左右に並べられるようになりました。

Split Viewで2つのアプリを左右に並べる

Split Viewは、iPhoneで初めて2つのアプリを左右に並べて使える機能です。ブラウザで調べながらメモを取る、メールを見ながらカレンダーを確認するといった、これまでパソコンやiPadでしていた作業がそのまま持ち歩けるようになります。

同じアプリを2つ開くこともできます。Safariを左右に並べて2つの商品ページを見比べるといった使い方は、買い物や資料の比較で効果が大きい部分です。よく使う組み合わせはアプリのペアとして保存でき、次回から1操作で呼び出せます。

Siri AIとの組み合わせも想定されています。片側でSiriと会話しながら、もう片側で資料や写真を表示したまま作業を進められるので、調べものと作業の行き来で画面を切り替える手間が減ります

開いたときは2ページ分のホーム画面になる

iOS 27はiPhone Duoの形に合わせて細かく調整されています。開いた状態ではホーム画面が2ページ分表示され、片側にウィジェットを並べたToday Viewを置くといった使い方ができます。

DockやLock Screenのコントロール、ナビゲーションは画面の左右に寄せて配置され、縦方向の表示領域を確保する設計です。Dynamic Islandも縦長のレイアウトに合わせて作り直され、ステータスバーは形が柔軟に変わる仕組みになりました。

開閉時の連続性も重視されています。閉じた画面で見ていた内容が、開いた瞬間に大きな画面へそのまま引き継がれるため、操作が途切れません。StandByは両方の画面に対応し、充電中は写真や時計、カレンダー、天気を表示するスタンドとして使えます。

Apple Pencilへの対応は2026年後半に予定

iPhone DuoはApple Pencil(USB-C)に対応予定ですが、発売と同時ではありません。Appleは2026年後半としており、対応後は内側・外側どちらの画面でも手書きのメモやスケッチ、書類への書き込みができるようになります。

7.6インチという広さは、手書きのメモを取るにはちょうどよい大きさです。打ち合わせで書類に直接注釈を入れる、図を描いて共有するといった使い方は、この機種の性格に合っています。

ただし、対応時期が本体より後になる点は購入前に理解しておく必要があります。手書きを主目的にするなら、対応が始まってから買うという判断も現実的です。

Siri AIの日本語対応は10月から

iOS 27では、個人の文脈を理解して動くSiri AIが提供されます。メッセージやメール、写真の内容を踏まえた受け答え、画面上の内容を把握した操作、説明した内容を文章にする機能などが含まれます。

日本語への対応は10月から順次とされており、iOS 27の提供開始時点では英語が先行します。iPhone Duoの発売は10月23日なので、購入するころには日本語でも使える見込みですが、機能によって提供時期が前後する可能性はあります。

処理は端末内で行われるものと、Private Cloud Computeを経由するものに分かれます。個人の情報を扱う処理を本体内で完結させる設計は、A20 Proの強化されたNeural Engineがあってこそ成り立っている部分です。

Galaxy・Pixelの折りたたみと比較|iPhone Duoはどの位置にいる

正式なスペックが出そろったことで、すでに発売されている折りたたみスマホとの比較もできるようになりました。iPhone Duoの立ち位置は、開いたときの薄さと画面の広さで勝ち、カメラの望遠と価格で譲るという形です。

機種 価格(税込・256GB) 画面(開/閉) 重さ/開いた厚さ 背面カメラ 主な特徴
iPhone Duo(スターホワイト)の本体
iPhone Duo
364,800円 7.6型/5.4型 254g/5.2mm 48MP広角+48MP超広角(2倍光学品質) iOSのまま大画面。Split View・Touch ID・IP68・eSIM専用
Galaxy Z Fold8 Ultraの本体(カバーディスプレイ側)
Galaxy Z Fold8 Ultra
296,780円 8.0型/6.5型 約215g/約4.1mm 200MP+50MP+10MP(光学3倍) カメラ最強クラスの最上位フォルダブル
Galaxy Z Fold8の本体(カバーディスプレイ側)
Galaxy Z Fold8
269,880円 7.6型/5.5型 約201g/約4.5mm 50MP+50MP 約201gの軽さと熟成したマルチタスク
Galaxy Z Flip8の本体(半分開いた状態)
Galaxy Z Flip8
192,680円 6.9型/4.1型 約180g/約6.1mm 50MP+12MP 縦折りで持ち運びやすく価格も抑えめ
Google Pixel 11 Pro Fold 279,900円 8.0型/6.5型 239g/約5.0mm 48MP+10.5MP+10.8MP(光学5倍) IP68対応と25Wワイヤレス充電、AI機能が充実

Galaxy Z Fold8 Ultra|約8.0インチの最上位モデルで画面サイズを競う

Galaxy Z Fold8 Ultraの本体(カバーディスプレイ側)

発売日 2026年8月7日
価格(税込) 296,780円〜(256GB/SIMフリー)
ディスプレイ 内側8.0型(3:2)/カバー6.5型
サイズ・重さ 開いた厚さ約4.1mm/約215g
チップ・メモリ Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy/12GB
ストレージ 256GB・512GB・1TB
背面カメラ 200MP広角+50MP超広角+10MP望遠(光学3倍)
バッテリー 5,000mAh
カラー グリーンシャドウ/バイオレットシャドウ/グラファイト/クリーム

メリット

  • 内側8.0型・3:2比率で、書類やWebページを見開きに近い形で表示できる
  • 2億画素の広角に光学3倍望遠まで備え、折りたたみ機の中でカメラは最上位クラス
  • 開いた厚さ約4.1mmと薄く、215gという重さも8型クラスとしては軽い
  • カバー画面が6.5型あるため、閉じたままでも通常のスマホと同じ感覚で使える

デメリット

  • 296,780円からと価格は高いが、364,800円のiPhone Duoより約7万円安い
  • iPhoneからの乗り換えではアプリやデータの移行に手間がかかる
  • 本体の横幅があるため、小さめのポケットには入れにくい

iPhone Duoの7.6インチに対し、こちらは8.0インチと一回り大きい画面を備えます。比率が3:2に近いため、A4の書類やPDFを表示したときの余白が少なく、仕事の資料を確認する用途では扱いやすい設計です。

カメラは200MPの広角に加えて光学3倍の望遠まで備えており、専用の望遠を持たないiPhone Duoとは正反対の方向性です。大画面と本格的なカメラを両立したいなら、現時点で有力な選択肢といえます。価格もiPhone Duoより約7万円安いため、望遠と価格を重視するならこちらに分があります。

Galaxy Z Fold8|約201gの軽さと使い込まれたマルチタスク機能

Galaxy Z Fold8の本体(カバーディスプレイ側)

発売日 2026年8月7日
価格(税込) 269,880円〜(256GB/SIMフリー)
ディスプレイ 内側7.6型(4:3寄り)/カバー5.5型
サイズ・重さ 開いた厚さ約4.5mm/約201g
チップ・メモリ Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy/12GB
ストレージ 256GB・512GB・1TB
背面カメラ 50MP広角+50MP超広角
バッテリー 4,800mAh
カラー ラベンダー/グラファイト/クリーム/ピスタチオ

メリット

  • 約201gと軽く、開いた厚さ約4.5mmはiPhone Duoの5.2mmより薄い
  • 画面分割やポップアップ表示など、長年磨かれたマルチタスク機能が使いやすい
  • 内側7.6型・カバー5.5型と、iPhone Duoに画面構成がもっとも近い1台
  • Ultraより約2.7万円安く、折りたたみ入門としてのバランスがよい

デメリット

  • 望遠レンズを持たないため、遠くの被写体を大きく写すのは苦手
  • 269,880円からと、通常のハイエンドスマホより10万円前後高い
  • Ultraと比べるとカメラとカバー画面のサイズで見劣りする

サイズ感でいうと、iPhone Duoにもっとも近い立ち位置にあるのがこのモデルです。内側7.6型はiPhone Duoの7.6インチと同じで、カバー画面も5.5型とほぼ重なります。開いた厚さは約4.5mmとiPhone Duoの5.2mmより薄く、重さも約201gと53g軽いので、横折りの折りたたみを軽さで選ぶならこちらが有利です。

カメラは50MPの2眼構成で、専用の望遠を持たない点もiPhone Duoと同じです。画面を2分割して資料を見ながら文章を書くといった作業では、Galaxyが何世代もかけて磨いてきたマルチタスク機能が実用的に仕上がっており、初代となるiPhone DuoのSplit Viewがどこまで迫れるかが見どころになります。

Galaxy Z Flip8|縦折りでコンパクトさを優先する選択肢

Galaxy Z Flip8の本体(半分開いた状態)

発売日 2026年8月7日
価格(税込) 192,680円〜(256GB/SIMフリー)
ディスプレイ 内側6.9型/カバー4.1型
サイズ・重さ 開いた厚さ約6.1mm/約180g
チップ・メモリ Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy/12GB
ストレージ 256GB・512GB
背面カメラ 50MP広角+12MP超広角
バッテリー 4,300mAh
カラー ピンク/グラファイト/クリーム/ミント

メリット

  • 192,680円からと、折りたたみスマホの中では手が届きやすい価格
  • 閉じると手のひらサイズになり、小さなバッグにも収まる
  • 約180gと軽く、通常のハイエンドスマホと変わらない感覚で持てる
  • 途中まで折って自立させれば、三脚なしで動画や自撮りを撮れる

デメリット

  • 開いても6.9型で、大画面を目的にするなら物足りない
  • カバー画面が4.1型と小さく、閉じたままの作業は限定的
  • バッテリーは4,300mAhと、横折りタイプよりやや控えめ

大画面を求める横折りタイプとは目的が違い、持ち運びやすさを最優先した縦折りモデルです。iPhone Duoの購入を検討している人が直接比較する相手ではありませんが、36万円は出せないけれど折りたたみを体験してみたいという場合には現実的な候補になります。

価格は192,680円からで、Fold8より7万円以上安く収まります。大画面より軽さと収納性を重視するなら、こちらのほうが満足度が高いケースも少なくありません。折りたたみという構造に自分が本当に馴染めるかを試す意味でも、入口として選びやすい1台です。

Google Pixel 11 Pro Fold|薄型軽量化とAI機能で対抗する一台

発売日 2026年8月20日
価格(税込) 279,900円(256GB)/299,900円(512GB)
ディスプレイ 内側8.0型(2,152×2,076)/カバー6.5型
サイズ・重さ 展開時155.2×150.4×5.0mm/折りたたみ時155.2×76×10.1mm/239g
チップ・メモリ Google Tensor G6/16GB
背面カメラ 48MP広角+10.5MP超広角+10.8MP望遠(光学5倍)
バッテリー・充電 4,806mAh/有線30W・ワイヤレス25W(Qi 2.2)
防水・防塵 IP68
カラー オブシディアン/オリーブ(カーキ)

メリット

  • 折りたたみスマホでは貴重なIP68の防塵防水に対応し、水まわりでも安心して使える
  • 光学5倍の望遠を備え、遠くの被写体もしっかり寄って撮れる
  • メモリ16GBとTensor G6により、端末内で動くAI機能の反応が速い
  • Qi 2.2の25Wワイヤレス充電に対応し、置くだけ充電が実用的な速度になった

デメリット

  • 239gと今回比較した中では最も重く、片手での長時間操作は疲れやすい
  • ストレージは512GBまでで、1TB構成が選べない
  • カラーは2色のみで、選ぶ楽しみは少なめ

前モデルから約10%の軽量化を果たし、耐久性は3倍に高められたとされる意欲的なモデルです。折りたたみでIP68に対応している点は大きな安心材料でしたが、iPhone Duoも同じIP68等級に対応したため、防水性能では並ぶ形になりました。

カメラは光学5倍の望遠を含む3眼構成で、2倍までしか寄れないiPhone Duoとは対照的です。一方で重さは239gあり、254gのiPhone Duoとは15gしか変わりません。望遠の強さを取るか、iOSの使い慣れた環境を取るかが選択の分かれ目になります。

価格・画面サイズ・重さを並べて整理する

比較表を眺めると、折りたたみスマホの相場が19万〜30万円、開いた画面は6.9〜8.0インチ、重さは180〜254gという範囲に収まっていることが分かります。364,800円のiPhone Duoは、この中でもっとも高い1台です。

画面サイズだけを見れば、Galaxy Z Fold8 UltraとPixel 11 Pro Foldの8.0インチが最大です。iPhone Duoの7.6インチはわずかに小さいものの、体感で差を感じるほどではありません。数値より、外側の画面の使いやすさと本体の重さのほうが日常の満足度を左右します

判断の順序としては、まず横折りか縦折りかを決め、次に望遠カメラの重要度を確認し、最後にOSの好みで絞るのが分かりやすい流れです。iOSから離れられないなら選択肢はiPhone Duoだけになるため、7万〜8万円の価格差をiOSの継続性に払えるかが最終的な判断軸になります。

iPhone Duoを選ぶメリット

364,800円という価格に見合う価値があるのかは、誰もが気になるところです。ここでは、発表内容から見えてきたiPhone Duoならではの利点を4つに整理します。

Split Viewで2つのアプリを並べて作業できる

7.6インチの画面とSplit Viewがそろったことで、2つのアプリを左右に並べて同時に使う操作がiPhoneでも現実になりました。ブラウザで調べながらメモを取る、メールを見ながらカレンダーを確認するといった、これまでパソコンでしていた作業をスマホで完結させられます。

表計算アプリやPDFの閲覧でも差が出ます。6インチ台の画面では横スクロールが必要な表も、7.6インチなら一度に見渡せる範囲が広がり、拡大縮小の回数が減ります。出先で資料に目を通す機会が多い人ほど、この差は大きく効いてきます

よく使うアプリの組み合わせはペアとして保存でき、1操作で呼び出せます。外付けキーボードを組み合わせれば簡易的なノートパソコンとしても使えるので、出張や外回りが多い働き方では荷物を減らせる日が増えるはずです。

iPhoneとiPad miniを1台にまとめられる

すでにiPhoneとiPad miniを併用している人にとっては、2台分の役割を1台でまかなえるのが最大の魅力です。持ち歩く荷物が減り、充電するデバイスも減り、通信契約もまとめられます。

コストの見方も変わります。iPhone 18 Proが20万円前後、iPad miniが約8万円とすれば合計28万円前後になるため、364,800円という価格は2台分の置き換えとして見るとまったく手の届かない金額ではありません。下取りを併用すれば差はさらに縮まります。

ただし、iPadのほうが画面は大きく、手書きにも向いています。Apple Pencilへの対応も2026年後半の予定なので、ノートを取る用途が中心なら無理に1台にまとめないほうが快適な場合もあります。

使い慣れたiOSとApple製品の連携をそのまま持ち込める

Androidの折りたたみに乗り換えるとなると、アプリの買い直し、データ移行、決済まわりの再設定など、越えるべきハードルがいくつもあります。iPhone DuoならApple IDのまま移行でき、購入済みのアプリやサブスクもそのまま使えます

iMessageやAirDrop、Apple WatchやAirPodsとの連携も途切れません。Apple製品でそろえている人ほど、この継続性の価値は高くなります。7万〜8万円の価格差をGalaxyやPixelに払わない理由は、多くの場合ここにあります。

大画面への最適化も、iOS 27の側であらかじめ用意されました。ホーム画面が2ページ分になる、Dynamic Islandが縦長に作り直されるといった調整が入っているため、大きい画面に引き伸ばしただけという状態にはなっていません

Proと同じA20 Proに、IP68と長い電池持ちがそろった

折りたたみでは、薄さと引き換えに性能や防水を落とす例が少なくありません。iPhone DuoはiPhone 18 Proと同じA20 Proチップ、通常のiPhoneと同じIP68等級、最大44時間のビデオ再生という3つを同時に満たしています。

とくにIP68は、発表前まで実現が難しいとみられていた部分です。雨の日でも通常のiPhoneと同じ感覚で使えることは、毎日持ち歩く端末では想像以上に効いてきます。

電池持ちも、デュアルバッテリーによって大画面の消費を吸収できる水準です。持続性能がiPhone 17 Pro比で最大35%向上している点とあわせて、初代でありながら基礎体力は上位モデル相当に仕上がっているのがiPhone Duoの評価すべきところです。

買う前に押さえておきたい弱点と割り切りポイント

期待の大きい機種ですが、初代ならではの割り切りも必要です。買ってから後悔しないよう、弱点も正直に確認しておきましょう。

364,800円という価格のハードル

最小構成でも364,800円という価格は、スマートフォンとしては極めて高額です。2年間使うとしても月あたり1万5千円ほどの負担になり、通信料金と合わせると家計への影響は無視できません。

キャリアの端末購入プログラムを使えば負担を半分程度に抑えられますが、その場合は端末を返却する前提になります。手元に残らない買い方であることは理解したうえで選ぶ必要があります。

また、電気通信事業法の規定により、回線契約とセットの端末値引きには上限が定められています。総務省の携帯電話ポータルサイトでも制度の考え方が説明されており、昔のような一括1円に近い大幅割引は期待できないと考えておきましょう。

望遠は2倍まで、遠くの被写体は苦手

専用の望遠レンズが載らなかったため、遠くの被写体を大きく写す用途は苦手です。子どもの運動会、ステージ上の演者、風景の一部を切り取る撮影などでは、物足りなさを感じる場面が出てきます。

4,800万画素のセンサーから切り出す方式で2倍相当までは光学品質を保てますが、光学8倍のiPhone 18 Pro Max、光学5倍のPixel 11 Pro Fold、光学3倍のGalaxy Z Fold8 Ultraと比べると差は歴然です。

カメラを重視するなら、iPhone 18 Proとの2台持ちか、Proシリーズを選ぶほうが満足度は高くなります。iPhone Duoは画面を買う機種であって、望遠を買う機種ではないと割り切るのが現実的です。

254gの重さと11.3mmの厚み

閉じた状態の厚さは11.3mmで、iPhone 18 Proのおよそ1.4倍です。ケースを付ければ13mm前後になるため、シャツの胸ポケットやスリムなパンツのポケットでは存在感が出ます

重さの254gも、通常のiPhoneより70g前後重い水準です。片手で長時間持ち続ける使い方だと手首への負担は無視できません。開いた状態で動画をじっくり見るなら、机に置くかスタンドを使う前提で考えておくと快適です。

幅も84.1mmと広めなので、閉じたまま片手だけで画面の端まで指が届かない場面は出てきます。閉じた状態の操作性は通常のiPhoneより一段落ちることを前提にしておくと、購入後のギャップが小さくなります。

折りたたみ特有の耐久性と修理代の不安

Appleは補強リブや高強度ガラス、40%高い剛性のポリマー層といった対策を積み上げていますが、ヒンジと折り曲げる部分の画面という2つの弱点は構造上なくなりません。砂やホコリがヒンジに入り込むと動きが渋くなる可能性は残ります。

修理代も高額になりがちです。内側の画面を交換するとなると、通常のiPhoneの画面交換より大幅に高くなると考えられます。AppleCare+への加入や、モバイル保険の検討が現実的な備えになります。

購入トラブルや修理をめぐる相談は、国民生活センターの相談窓口・情報受付のページから最寄りの消費生活センターに取り次いでもらえます。契約時の説明をよく確認し、保証の範囲を理解したうえで手続きを進めましょう。

初代モデルならではの完成度のリスク

Appleは新カテゴリーの初代モデルで、あとから改善される課題を抱えることがあります。初代Apple Watchの動作の重さ、初代AirPods Maxの重量など、2世代目で洗練された例は少なくありません。

iPhone Duoでも、ソフトウェア面の作り込みが後から追いつく可能性があります。2つのアプリを並べる操作や、開閉時の画面の引き継ぎといった部分は、Androidの折りたたみが何年もかけて磨いてきた領域です。Apple Pencilへの対応が発売後になる点も、完成が段階的であることを示しています。

急ぐ理由がないなら、発売後のレビューを1〜2か月見てから判断するのも賢明です。初期不良や使い勝手の評価が出そろってからでも遅くはありません。両方を見比べたい人は、iPhone 18 ProとiPhone Duoの違いを10項目で比較した記事もあわせて参考にしてください。

eSIM専用でも今の回線は使える?乗り換え前にやっておく通信の準備

iPhone DuoはeSIM専用で、物理SIMカードのスロットがありません。いま使っているSIMカードを差し替えるだけの機種変更はできないため、発売までにやっておける準備を整理しておきましょう。

契約中の格安SIMがeSIMに対応しているか確認する

まず確認したいのが、いま契約している回線がeSIMに対応しているかどうかです。ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社と、ahamo・povo・LINEMO・ワイモバイル・UQモバイルといった主要ブランドはすべて対応済みです。povoに至ってはeSIMが基本の申し込み方法になっています。

一方、MVNOでは対応状況にばらつきが残ります。IIJmio・mineo・日本通信SIM・NUROモバイル・イオンモバイル・HISモバイルなどは対応していますが、プランや回線の種類によってはeSIMを選べない場合があります。音声プランは対応でもデータプランは非対応というケースもあるため、契約中のプラン単位で確認するのが確実です。

もし非対応なら、発売までに乗り換えを検討する必要があります。回線選びで迷ったときは、料金と速度を比べたiPhoneにおすすめの格安SIMの比較もあわせて参考にしてください。

物理SIMからeSIMへ切り替える手順と費用の目安

同じ会社のまま物理SIMをeSIMに変更する場合、手続きは会員ページからの申し込み→eSIMプロファイルの発行→新しい端末での読み込みという流れです。QRコードを読み取るか、専用アプリから設定する方式が一般的で、早ければ10分ほどで完了します。

手数料は各社で差があります。ソフトバンクは2026年1月21日からWeb手続きのeSIM再発行を無料にし、物理SIMは1,100円としました。ドコモもWeb手続きなら無料ですが、店頭では数千円の事務手数料がかかります。auも店頭での手続きは有料です。基本的にはオンラインで手続きしたほうが安く済みます

注意したいのは、切り替え中に一時的に通信が使えなくなる時間があることです。設定にはWi-Fi環境が必要になるので、自宅など安定した回線がある場所で作業しましょう。

デュアルeSIMで仕事用と私用を1台にまとめる

iPhone DuoはデュアルeSIMに対応し、2回線を同時に待ち受けできます。本体に保存できるeSIMは8つ以上あるので、回線を入れ替えながら使うこともできます。仕事用と私用の番号を1台にまとめれば、持ち歩く端末を減らせます。

料金面での使い方も広がります。通話は大手キャリアの品質を保ちつつ、データ通信は安い回線を組み合わせるという分け方をすれば、月額の合計を抑えながら快適さを保てます。povoのようにデータを必要なときだけ買い足せるプランを副回線にすると、無駄が出にくくなります。

災害や障害への備えとしても有効です。異なるキャリアの回線を2つ持っておけば、片方が不通になってももう片方で連絡が取れます。

大画面で増えるデータ量に合わせてプランを見直す

画面が大きくなると、動画の視聴時間や解像度が自然と上がります。7.6インチで動画を見るようになれば、月のデータ使用量が今より数GB増えることも珍しくありません

いまのプランが月3GBや5GBで足りているとしても、折りたたみに変えたあとは足りなくなる可能性があります。速度制限がかかってから慌てるより、事前に20GB以上のプランや使い放題を検討しておくほうが安心です。直近3か月の使用量を確認したうえで、必要なら大容量プランへ切り替えておくと失敗しません。

逆に、自宅と職場のWi-Fiで大半をまかなえるなら、少容量のまま据え置いても問題ありません。大画面になっても、動画をWi-Fiのある場所でしか見ないなら通信量はほとんど変わりません

自宅の光回線とWi-Fiを整えて通信費を抑える

大画面で動画やクラウド資料を扱うなら、自宅のWi-Fi環境の見直しも効果的です。光回線を導入してWi-Fi 6以上のルーターを使えば、モバイル通信量を大きく減らせます。端末代が高額になるぶん、通信費は下げておきたいところです。

スマホと光回線をセットで契約すると割引が受けられる会社も多く、家族の回線数によっては月あたり数千円の差が出ます。端末代が36万円台になるぶん、通信費は下げておきたいところなので、いまの契約とセット割の条件を一度比べてみてください。

集合住宅で光回線を引けない場合は、ホームルーターという選択肢もあります。工事不要でコンセントに挿すだけで使えるため、引っ越しが多い人にも向いています。

予約と購入の準備|どこで買うのがお得か整理する

36万円級の端末では、どこで買うかによって実質的な負担が10万円以上変わることもあります。Apple Storeの下取りとキャリアの端末購入プログラムを中心に、それぞれの仕組みと注意点を確認しておきましょう。

購入先 主な仕組み 負担を減らす手段 注意点
Apple Store
Apple Store
一括またはあと払いの分割 Apple Trade Inの下取り 端末は手元に残るが総支払額は最も高くなりやすい
ドコモオンラインショップ
ドコモ
いつでもカエドキプログラム 23か月目の返却で残価分が不要 2026年3月5日以降の加入は最大22,000円のプログラム利用料
auオンラインショップ
au
スマホトクするプログラム+ 13〜25か月目の返却で最終回分が不要 特典利用料が最大22,000円かかる
ソフトバンクオンラインショップ
ソフトバンク
新トクするサポート+(48回払い) 13か月目から返却でき最大36回分が免除 早期利用料と特典利用料、保証パックの継続が条件
楽天モバイル
楽天モバイル
買い替え超トクプログラム(48回払い) 25か月目以降の返却で残債が不要 48回払いは楽天カードが必要

Apple Store|Apple Trade Inの下取りを使って負担を減らす

Apple Store

販売形態 SIMフリー版(回線契約なしで購入可能)
支払い方法 一括払いのほか、ペイディのあと払いプラン(Apple専用)なら分割手数料0%で最大36回の分割払いも選べる
下取り制度 Apple Trade In(購入代金から即時に差し引き)
下取り額の例 iPhone 16 Pro Max 最大135,000円/iPhone 16 Pro 最大121,000円(2026年8月の増額後)
端末の所有権 支払い完了後は自分のものとして手元に残る
予約方法 Apple StoreアプリまたはWebから予約

メリット

  • 回線契約が不要で、格安SIMをそのまま使い続けられる
  • 端末を返却する必要がなく、使い終わったあとも手元に残る
  • 2026年8月に下取り額が引き上げられ、上位機種なら10万円超の下取りも狙える
  • キャリアの独自アプリや設定が入っていない素の状態で使える

デメリット

  • 返却前提のプログラムがないため、総支払額はキャリアより高くなりやすい
  • 下取り額は端末の状態で減額され、画面割れやバッテリー劣化があると大きく下がる
  • 初回入荷の争奪戦になりやすく、予約が遅れると出荷が数週間先になる

Apple Storeで買う最大の利点は、端末が完全に自分のものになることです。返却の期限に縛られず、3年でも4年でも使い続けられます。使い終わったあとに自分のタイミングで売却でき、中古市場の相場が高いときを選べる自由もあります。

下取りを使う場合は、事前にApple Trade Inの査定額を確認しておきましょう。Appleは2026年8月に下取り額を一斉に引き上げており、iPhone 16 Pro Maxで最大135,000円という水準です。ただし提示額は状態次第で下がるため、画面やカメラに傷がある場合は買取専門店と比べてから決めるのが賢明です。

ドコモ|いつでもカエドキプログラムで実質負担を抑える

ドコモオンラインショップ

プログラム名 いつでもカエドキプログラム/いつでもカエドキプログラム+
支払い方法 24回の分割払い(24回目に残価を設定)
特典の内容 23か月目に端末を返却すると24回目の残価の支払いが不要
早期返却 いつでもカエドキプログラム+なら22か月目以前でも早期利用料(5,500〜12,100円)を支払って返却できる
プログラム利用料 2026年3月5日以降の加入は最大22,000円(ドコモで機種変更するなら免除)
申込条件 ドコモオンラインショップまたは店頭で対象機種を購入

メリット

  • 23か月目の返却で残価分の支払いが不要になり、実質的な負担を大きく減らせる
  • 回線契約がなくても加入でき、端末だけの購入でも利用できる
  • 次もドコモで機種変更すればプログラム利用料が免除される
  • ahamoユーザーもオンラインショップ経由で同じプログラムを利用できる

デメリット

  • 2026年3月5日以降に加入した場合、返却時に最大22,000円のプログラム利用料がかかる
  • 端末を返却するため手元には残らない
  • 画面割れなどがあると故障時利用料が別途請求される

ドコモのいつでもカエドキプログラムは、24回払いの最終回に高めの残価を設定し、23か月目に返却するとその分の支払いを免除する仕組みです。364,800円の端末なら、返却前提で実際に払う額は半分近くまで下がる計算になります。

注意したいのが、2026年3月5日から新設されたプログラム利用料です。個人契約で同日以降に加入した場合、返却して特典を使う際に最大22,000円が発生します。ただし次もドコモで機種変更するなら免除されるため、2年ごとにドコモで買い替える人には実質的な影響がありません。

au|スマホトクするプログラム+の使い方と返却条件

auオンラインショップ

プログラム名 スマホトクするプログラム+(2026年2月26日提供開始)
支払い方法 24回の分割払い(23回の賦払金+最終回の残価)
特典の内容 13〜25か月目に端末を返却すると最終回分の支払いが不要
特典利用料 最大22,000円(機種・購入時期により異なる)
利用料の免除 au買替特典の対象として同時に機種変更すると0円
対象外になる条件 購入から12か月未満での返却

メリット

  • 13か月目から返却でき、返却のタイミングを13か月分の幅から選べる
  • 同時に機種変更すれば特典利用料が0円になり、負担を抑えて最新機種に移れる
  • 残価を差し引いた月々の支払いが軽く、高額端末でも家計への影響を平準化できる
  • 回線契約なしの端末購入でも利用できる

デメリット

  • 返却しない場合は残価を支払う必要があり、総額はほかの買い方と変わらない
  • 特典利用料が最大22,000円かかり、機種変更しない場合は実費になる
  • 12か月未満で返却しても特典の対象にならない

auのスマホトクするプログラム+は、返却できる期間が13〜25か月目と広く取られているのが特徴です。1年ちょっとで最新機種に乗り換えたい人も、2年きっちり使いたい人も、同じプログラムの中で選べます。

コストを抑える鍵は、返却と同時にauで次の端末を買うことです。au買替特典の条件を満たせば特典利用料が0円になるため、実質負担は最小になります。逆に、返却だけして他社に移る場合は最大22,000円がそのまま費用として乗ってくる点に注意しましょう。

ソフトバンク|新トクするサポート+で残債を免除してもらう

ソフトバンクオンラインショップ

プログラム名 新トクするサポート+(2025年8月20日提供開始)
支払い方法 48回の分割払い
特典A 13〜24か月目に申し込み+返却で最大36回分が不要
特典B 25か月目以降に申し込み+返却で最大24回分が不要
早期利用料(特典A) 最大88,000円(機種・容量・購入時期で変動)
特典利用料 特典Aは最大22,000円/特典Bは残債の95%と上限額の低いほう
加入条件(特典A) あんしん保証パックを購入時から特典申込時まで継続

メリット

  • 48回払いなので月々の支払いがもっとも軽くなり、高額端末を導入しやすい
  • 特典Aを使えば13か月目という早い段階で次の機種に乗り換えられる
  • 買い替え応援割の対象機種を同時に購入すると特典利用料が0円になる
  • 特典Bなら25か月目以降の返却で最大24回分の支払いが不要になる

デメリット

  • 特典Aには最大88,000円の早期利用料がかかり、条件次第では割高になる
  • あんしん保証パックの継続加入が条件で、その分の月額費用が上乗せされる
  • 2026年8月19日以降の加入は査定基準が変わり、破損があると最大44,000円の負担が生じる

ソフトバンクの新トクするサポート+は、48回払いという長い分割を組み合わせることで月々の支払いをもっとも小さくできるのが強みです。364,800円の端末でも、月あたりの負担は他社の24回払いより軽く見えます。

一方で、条件はもっとも複雑です。早期に返却する特典Aでは、最大88,000円の早期利用料と最大22,000円の特典利用料がかかるため、実際にいくら得になるかは機種と返却時期で大きく変わります。契約前に、自分が返す予定の月での総額をシミュレーションしてもらうのが確実です。

楽天モバイル|買い替え超トクプログラムの仕組み

楽天モバイル

プログラム名 買い替え超トクプログラム
支払い方法 48回の分割払い(楽天カードでの支払いが必要)
特典の内容 25か月目以降に端末を返却すると残りの支払いが不要
実質負担 48回のうち24回分のみの支払いで済み、公式には実質半額と案内
途中で買い取る場合 残債を一括で支払えばプログラムを解約して端末を継続利用できる
料金プラン Rakuten最強プラン(データ無制限で月額3,278円/税込)

メリット

  • 25か月目の返却で残り24回分が不要になり、実質半額で最新機種を使える
  • データ無制限のプランと組み合わせれば、大画面での動画視聴も気兼ねなく使える
  • 返却しない選択もでき、48回を払い切れば端末は手元に残る
  • 楽天ポイントの還元と併用でき、購入時の実質負担をさらに下げやすい

デメリット

  • 48回払いは楽天カードでの支払いが必須で、他社カードでは選べない
  • 25回目以降は月々の支払額が上がる設計になっており、返却しないと負担が重くなる
  • 返却時の状態によっては故障時利用料が別途かかる

楽天モバイルの買い替え超トクプログラムは、48回払いのうち24回分を払った時点で返却すれば残りが免除されるという分かりやすい仕組みです。細かな条件が少なく、返却のタイミングも25か月目以降であれば自由に選べます。

大画面のiPhone Duoと相性がよいのは、データ無制限のプランを持っている点です。月額3,278円(税込)でデータ量を気にせず使えるので、7.6インチで動画やクラウド資料を扱う使い方とかみ合います。ただし通信エリアには地域差があるため、生活圏がカバーされているかを事前に確認しておきましょう。

2026年から始まったプログラム利用料に注意する

2026年に入り、端末購入プログラムの条件が各社で厳しくなりました。auが2026年2月26日にスマホトクするプログラム+を開始し、ドコモも同年3月5日からいつでもカエドキプログラムに最大22,000円のプログラム利用料を新設しています。返却して特典を使う際に、これまでなかった費用が発生する形です。

免除の条件は共通していて、同じキャリアで次の端末を買うことです。auは買替特典、ドコモはドコモでの機種変更が条件になっており、返却だけして他社へ移る使い方にはコストがかかる設計になっています。乗り換えを繰り返して端末代を抑える買い方は、以前より難しくなったといえます。

ソフトバンクも2026年8月19日以降の加入分から査定基準を見直し、破損時の負担が最大44,000円に設定されています。契約時には利用料と査定基準の両方を確認し、返す予定の月での総額を必ず試算してもらいましょう

予約日までに準備しておきたいこと

iPhone Duoの予約開始は10月16日(金)午後9時です。初回入荷が限られる機種では最初の数分が勝負になるので、前日までにApple IDやキャリアの会員IDへのログイン、支払い方法の登録、配送先住所の確認を済ませておきましょう。パスワードを忘れて再設定している間に在庫がなくなる、というのはよくある失敗です。

下取りに出す端末がある場合は、事前にデータのバックアップとApple Watchのペアリング解除、iPhoneを探すのオフを済ませておくとスムーズです。査定額は状態で変わるため、画面の傷やバッテリーの最大容量も確認しておきましょう。

回線側の準備も忘れずに。iPhone DuoはeSIM専用なので、いまの契約がeSIMに対応しているか、対応していない場合はいつまでに乗り換えるかを10月16日までに決めておくと、当日に慌てずに済みます。

iPhone Duoでよくある質問

最後に、iPhone Duoについて多く寄せられる疑問をまとめました。判断に迷ったときの参考にしてください。

予約はいつから?発売日はいつ?

予約開始は2026年10月16日(金)午後9時、発売日は10月23日(金)です。日本は70以上の国と地域とともに第1弾の発売国に含まれています。

同時に発表されたiPhone 18 Pro/Pro Maxは9月12日午後9時に予約開始、9月18日発売と、こちらのほうが1か月ほど早く手に入ります。Proを先に店頭で触ってからiPhone Duoの予約を決めるという進め方も可能です。

初回の生産台数は限られるとみられるため、発売日に受け取りたい場合は予約開始の時刻に手続きできる準備をしておきましょう。

ドコモやauなどのキャリアでも買える?

はい。iPhone DuoはApple StoreだけでなくNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、家電量販店などでも販売されます。各社の販売価格や端末購入プログラムの適用条件は、予約開始に合わせて案内される見込みです。

キャリアで買う利点は、返却を前提にした端末購入プログラムを使えることです。36万円台の端末でも、返却前提なら実質的な負担を半分程度まで下げられます。一方で端末は手元に残らず、プログラム利用料もかかります。

回線契約を変えずにSIMフリー版が欲しい場合や、端末を長く手元に置きたい場合はApple Storeでの購入が向いています。買い方ごとの違いは、この記事の予約と購入の章で比較しています。

物理SIMは使える?いまの回線はそのまま使える?

iPhone DuoはeSIM専用で、物理SIMカードのスロットはありません。いまのSIMカードを差し替えるだけの機種変更はできないため、契約中の回線がeSIMに対応しているかを事前に確認する必要があります。

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社と、ahamo・povo・LINEMO・ワイモバイル・UQモバイルといった主要ブランドはすべてeSIMに対応済みです。MVNOでもIIJmio・mineo・日本通信SIM・イオンモバイルなどが対応していますが、プランや回線の種類によってはeSIMを選べない場合があるので、契約中のプラン単位で確認してください。

eSIMへの切り替えは、会員ページから申し込んでプロファイルを読み込むだけで、早ければ10分ほどで完了します。オンラインなら手数料が無料の会社も多いので、店頭より先にWebの手続きを確認するのがおすすめです。

いま使っているiPhoneは高く下取りしてもらえる?

Apple Trade Inは2026年8月に金額が引き上げられ、iPhone 16 Pro Maxで最大135,000円、iPhone 16 Proで最大121,000円という水準です。364,800円のiPhone Duoでも、上位機種を下取りに出せば実質20万円台前半まで下がります。

ただし提示額は端末の状態で変わります。画面割れやバッテリーの劣化があると大きく下がるため、キャリアの下取りや買取専門店の査定とも比べてから決めるのが確実です。

下取りに出す前には、データのバックアップ、Apple Watchのペアリング解除、iPhoneを探すのオフを済ませておきましょう。予約当日に慌てないよう、前もって準備しておくとスムーズです。

iPhone Duoは防水に対応している?

対応しています。iPhone DuoはIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間)を取得しており、通常のiPhoneと同じ水準です。折りたたみ構造では難しいとみられていた部分で、今回の発表でもっとも評価された点の1つです。

ただしIP68は真水での試験にもとづく等級で、海水や洗剤を含む水は対象外です。ヒンジに砂やホコリが入り込むと動きが渋くなる可能性は残るため、砂浜やホコリの多い場所では扱いに気をつけましょう。

詳しい耐水・防塵の条件はAppleのiPhone Duo技術仕様で確認できます。

Apple Pencilは使える?

Apple Pencil(USB-C)への対応は予定されていますが、発売と同時ではなく2026年後半とされています。対応後は内側・外側どちらの画面でも、手書きのメモやスケッチ、書類への書き込みができるようになります。

7.6インチはメモを取るのにちょうどよい大きさで、打ち合わせで書類に直接注釈を入れるような使い方に向いています。手書きを主目的にするなら、対応が始まってから購入を判断するのも合理的です。

なお、Apple Pencilは本体に同梱されません。使うには別途購入が必要になります。

iPhone 18 Proとどちらを選べばいい?

判断の軸は画面の広さを取るか、カメラと価格を取るかです。2つのアプリを並べて作業したい、資料や動画を大きく見たいという目的ならiPhone Duo、望遠撮影を重視する、価格を抑えたいというならiPhone 18 Proが向いています。

チップはどちらもA20 Proで同じなので、処理性能で選ぶ理由はありません。差が出るのは画面の構成、カメラの望遠、重さ、そして価格です。254gという重さと11.3mmの厚みを許容できるかも、実機で必ず確かめたいポイントになります。

いまの端末に不満がなく、初代モデルの完成度に不安があるなら、発売後のレビューを1〜2か月見てから決めても遅くはありません。iPhone 18 Proは9月18日に先に発売されるので、両方を店頭で見比べてから判断する余裕もあります。

iPhone Duoの発表内容まとめ

iPhone Duoは2026年9月10日に正式発表され、予約は10月16日午後9時から、発売は10月23日です。価格は256GBで364,800円(税込)、最上位の2TBは574,800円(税込)で、歴代のiPhoneでもっとも高価なモデルになりました。

仕様面では、内側7.6インチ・外側5.4インチの2画面、開いた厚さ5.2mm・重さ254g、iPhone 18 Proと同じA20 Proチップ、4,800万画素の2眼カメラ、デュアルバッテリーで最大44時間のビデオ再生、そして折りたたみながらIP68に対応という内容がそろいました。Split Viewで2つのアプリを並べられるようになったのも、iPhoneとしては初めてです。

割り切りが必要なのは、専用の望遠レンズがなく2倍までしか寄れない点と、254g・11.3mmという重さと厚み、そしてApple Pencilの対応が2026年後半になる点です。GalaxyやPixelの折りたたみは7万〜8万円安く、望遠カメラも強いので、iOSにこだわらないならそちらも十分に合理的な選択になります。

端末代が高額になるぶん、通信費の見直しで負担を相殺するという視点も持っておきましょう。eSIM対応の有無を確認するついでに、格安SIMのおすすめランキングで今の料金と比べてみると、月あたり数千円の余裕が生まれることもあります。10月16日の予約開始に向けて、回線側の準備も今から進めておいてください。

iPhone 18に機種変更するならahamoがお得!

ahamo

  • 他社から乗り換えなら、対象機種が最大44,000円(税込)割引(5G WELCOME割)
  • 電話番号はそのまま。MNPワンストップ対応の会社からなら予約番号の取得もいらない
  • 月30GB+5分以内の国内通話かけ放題で2,970円(税込)、契約事務手数料も0円

iPhoneの本体価格は上がり続けていますが、他社から乗り換えるタイミングなら、5G WELCOME割で対象機種を最大44,000円(税込)安く買えます。電話番号はそのまま引き継げて、契約事務手数料もかかりません。回線はドコモ本体なので、乗り換えたあとも混雑する時間帯の速度は落ちにくいままです。

※金額はすべて税込です。5G WELCOME割は他社からの乗り換え・新規契約が対象で、対象機種と割引額は変更される場合があります。最新の条件は公式サイトでご確認ください。

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