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【2026年最新】iPad向け格安SIMおすすめランキング10選!データ専用・無制限を料金で徹底比較

iPadを買ったものの、外に持ち出すとWiFiがなくてネットにつながらない、と困った経験はありませんか。そんなときに便利なのが、iPadに直接データ通信を追加できる格安SIMです。大手キャリアで契約するより毎月の料金をぐっと抑えられ、使い方に合わせてデータ容量も自由に選べます。

この記事では、iPadで使えるデータ専用・大容量・無制限の格安SIMをランキング形式で10社比較し、料金・通信速度・eSIM対応・データの繰り越しまでまとめて解説します。iPadのモデル確認や選び方、2台持ちでの節約ワザ、設定手順、よくある質問まで網羅しているので、あなたのiPadにぴったり合う一枚がきっと見つかります。

目次

iPadで格安SIMは使える?まず確かめたいモデルとSIMの種類

iPadで格安SIMを使うには、いくつか前提となる条件があります。手持ちのiPadが対応しているか、どんなSIMを選べばよいかを、契約前に確認しておきましょう。ここでの確認を飛ばすと、契約したのに使えなかったという失敗につながりやすいので、最初にしっかり押さえておくのがおすすめです。

格安SIMが使えるのはセルラー(Cellular)モデルだけ

iPadには大きく分けてWiFiモデルとWiFi+Cellular(セルラー)モデルの2種類があり、格安SIMを挿してモバイル通信ができるのはセルラーモデルだけです。WiFiモデルはSIMを入れる仕組みそのものがないため、どの格安SIMを契約しても外出先で単体ではネットにつながりません。

自分のiPadがどちらかは、設定アプリの「一般」→「情報」からモデル番号を確認するか、本体背面にSIMトレイの有無や「Cellular」の記載があるかで見分けられます。これから購入する人でモバイル通信を使いたい場合は、必ずセルラーモデルを選ぶようにしましょう。WiFiモデルしか持っていない場合は、後述するスマホのテザリングで通信を分け合う方法が現実的な選択肢になります。

最新のiPadはeSIM専用!物理SIM非対応の機種に注意

近年のiPadは、SIMカードを差し込むトレイをなくしeSIM(本体内蔵型のSIM)専用に切り替わっています。2024年に登場したiPad Pro(M4)やiPad Air(M2)以降に加え、iPad mini(A17 Pro)や無印のiPad(A16)でも物理SIMスロットが廃止されているため、これらのモデルでは物理SIMカードを郵送してもらうタイプの契約はできません。2025年10月に発売されたiPad Pro(M5)や、2026年3月に発売されたiPad Air(M4)のセルラーモデルもeSIM専用で、この流れは新しいモデルほど徹底されています。

そのため、最新のiPadを使う人はeSIMに対応した格安SIMを選ぶ必要があります。逆に、eSIMなら申し込み後すぐにオンラインで開通でき、SIMカードの到着を待たずに使い始められるメリットもあります。少し前のモデルは物理SIMに対応していることも多いので、自分のiPadが物理SIMとeSIMのどちらに対応しているかを、Appleの仕様ページなどで確認してから契約すると安心です。

データ専用SIM・音声SIM・SMSありの違い

格安SIMには、用途によって大きく3つのタイプがあります。iPadはもともと電話機能を持たないため、多くの場合は最も安いデータ専用SIMで十分です。

データ専用SIM ネット通信だけができるタイプ。料金が最も安く、iPadのようにデータ通信が中心の端末に向く。電話番号での通話はできない。
SMS付きデータSIM データ通信に加えてショートメッセージ(SMS)が使えるタイプ。アプリのSMS認証を通したいときに便利。料金はデータ専用より少し上がる。
音声通話SIM 電話番号での通話・SMS・データ通信がすべて使えるタイプ。iPadを電話代わりにも使いたい人向けだが、料金は最も高め。

LINEやテレビ電話アプリでの通話が中心なら、データ専用SIMでも困りません。ただし、アプリの新規登録でSMS認証が必要になる場面があるため、認証を確実に通したい人はSMS付きデータSIMを選んでおくと安心です。

iPad向け格安SIMの選び方4つのポイント

iPad向けの格安SIMは会社もプランも数が多く、どれを選べばよいか迷いがちです。ここでは失敗しないために押さえておきたい4つのポイントを解説します。総務省の携帯電話ポータルサイトでも、格安SIMは自分の使い方に合ったプランを選ぶことが大切だと案内されています。

月々に使うデータ容量の目安で選ぶ

まず考えたいのが、iPadで毎月どれくらいデータを使うかです。使い方によって必要な容量は大きく変わるため、自分の用途に合った容量のプランを選ぶことが、無駄な出費を防ぐ第一歩になります。

目安として、ウェブ閲覧やメール、電子書籍が中心なら3GB前後、SNSや音楽再生も加えるなら5〜10GB、動画視聴やオンライン会議、ゲームまで思い切り使うなら20GB以上や無制限が安心です。iPadは画面が大きく動画やゲームを楽しむ機会が多い分、スマホより多めの容量を見積もっておくと、月末に速度制限で困る失敗を避けられます。使う量が読めない人は、後から容量を追加できるプランや、使った分だけ支払う従量制のプランを選ぶとよいでしょう。

お昼など混雑時間帯の通信速度で選ぶ

格安SIMは大手キャリアから回線の一部を借りて運営しているものが多く、利用者が集中する平日のお昼や夕方は速度が落ちやすい傾向があります。総務省が公表する電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データを見てもMVNOの契約数は年々伸びており、混雑時の速度は各社で差が出やすい部分です。動画やオンライン会議でiPadを使う予定があるなら、混雑時間帯の速度は重要な判断材料です。

速度の安定を最優先するなら、キャリア本体の回線をそのまま使うサブブランドやオンライン専用プラン(LINEMOやpovoなど)、あるいは自社回線を持つ楽天モバイルが有利です。一方で、料金の安さを優先するなら多少の速度低下を受け入れる形になります。iPadを自宅のWiFi環境で使う時間が長い人なら、多少お昼に遅くても料金重視のプランで十分という判断もできます。実測ベースで速さを比べたい人は通信速度が速い格安SIMおすすめランキングもあわせて確認してみてください。自分がiPadをどこで・どの時間帯に使うかを想像して選ぶのがコツです。

即日開通できるeSIM対応で選ぶ

最新のiPadはeSIM専用のため、eSIMに対応した格安SIMかどうかは必ず確認したいポイントです。物理SIMに対応した少し前のモデルでも、eSIMなら申し込み後すぐにオンラインで開通できるので、SIMカードの到着を待つ必要がありません。

とくにpovoやIIJmio、リンクスメイトのようにデータ通信のみのeSIMを用意している会社なら、思い立ったその日にiPadで通信を始められます。ただし、会社によってはデータ専用SIMだとeSIMを選べない場合もあるため注意が必要です。たとえばイオンモバイルは、SMSなしのデータ専用SIMではeSIMを提供しておらず、eSIMを使うならSMS付きのデータプランなどを選ぶ必要があります。HISモバイルもデータ専用のeSIMはデータ定額2.0プランのみで、従量制のビタッ!プランはSIMカードのみの取り扱いです。eSIMの提供は総務省のeSIMサービスの促進に関するガイドラインを受けて各社で広がっている最中で対応状況も変わりやすいので、契約前にeSIM対応の有無をしっかり確認しておきましょう。

データの繰り越し・シェアに対応しているかで選ぶ

iPadは毎日使うとは限らず、月によって使う量にばらつきが出やすい端末です。そこで役立つのが、余ったデータを翌月に持ち越せる繰り越し機能や、スマホと容量を分け合えるシェア・パケットギフト機能です。

繰り越しに対応していれば、あまり使わなかった月のデータを無駄にせず、たくさん使う月に回せます。とくにy.u mobileのように繰り越しに期限がなくデータをためておけるサービスや、mineoやイオンモバイルのように複数の端末で容量を分け合えるサービスは、スマホとiPadの2台持ちと相性が抜群です。1枚のプランを家族や自分の複数端末で共有できれば、それぞれ別々に契約するより通信費をまとめて節約できます

iPad向け格安SIMおすすめランキング10選

ここからは、料金・速度・eSIM対応・データの使い勝手を総合的に評価した、iPad向けのおすすめ格安SIMをランキング形式で10社紹介します。まずは全体の比較表で気になる会社をチェックし、各社の詳しい解説へ進んでください。

順位・サービス名 対応回線 データ料金の目安 最大データ容量 eSIM対応 速度の安定性 こんな人におすすめ
楽天モバイル
1位 楽天モバイル
楽天・au 1,078円〜3,278円 無制限 対応 おおむね安定 動画やゲームを容量無制限で楽しみたい人
povo
2位 povo
au 基本料0円+トッピング トッピングで選択 対応 とても安定 使う月だけ課金したい人・2台目に
IIJmio
3位 IIJmio
ドコモ・au データeSIM 2GB 440円〜 55GB 対応 普通(昼は低下) 2台目用に低容量eSIMを最安で持ちたい人
mineo
4位 mineo
ドコモ・au・SB 3GB 880円〜 50GB+低速使い放題 対応 普通(昼は低下) 低速使い放題やシェアで賢く使いたい人
NUROモバイル
5位 NUROモバイル
ドコモ・au・SB データSIM 3GB 627円〜 15GB 一部対応 普通(昼は低下) 3GB・5GBの中容量をコスパ良く使いたい人
LINEMO
6位 LINEMO
ソフトバンク 3GB 990円〜(音声) 30GB 対応 とても安定 速度の安定とLINE通話を重視する人
HISモバイル
7位 HISモバイル
ドコモ・SB データ198円〜(段階制) 30GB 対応 普通(昼は低下) 使わない月の維持費を抑えたい人
イオンモバイル
8位 イオンモバイル
ドコモ・au データプラン 1GB 528円〜 200GB SMS付きは対応 普通(昼は低下) 1GB刻みで無駄なく選び店舗も使いたい人
y.u mobile
9位 y.u mobile
ドコモ シングル 5GB 1,070円 5GB+永久繰り越し 対応 普通(昼は低下) 余ったデータをためて無駄なく使いたい人
リンクスメイト
10位 リンクスメイト
ドコモ 100MB 165円〜 1.5TB 対応 普通(やや速め) ゲームや動画をカウントフリーで楽しみたい人

1位 楽天モバイル|データ無制限で動画もゲームも思い切り使える

楽天モバイル

対応回線 楽天回線・au回線(パートナー)
月額料金の目安 3GBまで1,078円/20GBまで2,178円/無制限3,278円
データ容量 段階制(上限なし・無制限)
SIMタイプ 音声通話SIM(Rakuten最強プラン)をiPadで利用
eSIM/即日開通 対応(最短即日)
データ繰り越し なし(無制限のため不要)
店舗サポート あり(全国の店舗)
こんな人におすすめ iPadで動画やゲームを容量を気にせず楽しみたい人

メリット

  • どれだけ使っても月額3,278円でデータが無制限になり、動画やゲームも容量を気にせず使える
  • 使ったデータ量に応じて料金が変わる段階制で、あまり使わない月は3GBまで1,078円に収まる
  • eSIMに対応し、iPadでも申し込み当日に開通できる

デメリット

  • データ通信専用の「データタイプ」は2026年3月5日から新規受付を一時停止しており、iPadでは音声SIMのプランを利用する形になる
  • 地下や屋内など、ほかの回線はつながるのに電波が弱い場所が一部残る
  • データだけ使う場合でも音声プランの契約になるため、完全なデータ専用SIMより仕組みが分かりにくい

楽天モバイルは使ったデータ量に応じて料金が自動で変わり、たくさん使う月でも月額3,278円で無制限になるのが最大の魅力です。iPadで動画配信やオンラインゲーム、大きなファイルのダウンロードなどをたっぷり使いたい人にとって、容量を気にせず使える安心感は大きなメリットになります。

データ通信のみの「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は2026年3月5日で新規申し込みの受付を一時停止しているため、これから契約する場合、iPadでは通常のRakuten最強プランの音声SIMを挿して使う形になります。少し分かりにくい点ですが、その分データは実質無制限で使えるので、自宅にWiFiがなくiPad一台でたっぷり通信したい人に向いています。プラチナバンド(700MHz帯)の整備で屋内や地下でのつながりやすさも着実に改善しています。

2位 povo|使う月だけトッピングできる基本料0円プラン

povo

対応回線 au
月額料金の目安 基本料0円/データ追加3GB(30日)990円・データ使い放題(6時間)250円・データ使い放題(24時間)330円などのトッピング制
データ容量 トッピングで自由に選択(大容量の長期トッピングもあり)
SIMタイプ データ専用eSIM(本人確認書類なしで申込可・18歳以上)
eSIM/即日開通 対応(最短即日)
データ繰り越し なし
店舗サポート なし(オンライン専用)
こんな人におすすめ 使う月だけ課金したい人やiPadを2台目端末として持ちたい人

メリット

  • 基本料0円のまま維持でき、使わない月はまったく費用がかからない
  • データ専用eSIMなら本人確認書類なしで申し込め、iPadですぐ開通できる
  • 6時間250円・24時間330円のデータ使い放題など、旅行や外出のときだけの短期トッピングを選べる

デメリット

  • 180日間まったくトッピングを購入しないと利用停止や契約解除のおそれがある
  • 余ったデータを翌月に繰り越せない
  • トッピングをアプリで都度購入する手間がかかる

povoはauが提供するオンライン専用プランで、基本料0円に必要なデータをトッピングとして追加する仕組みです。iPadのように毎日は使わない端末との相性がよく、使う月だけデータを買えば無駄がありません。データ専用eSIMは本人確認書類なしで申し込めるので、手続きの手軽さも魅力です。

au本回線を使うため通信速度も安定しており、安いのに遅いという格安SIMの弱点を感じにくいのも強みです。旅行のときだけ24時間使い放題にしたり、大容量の長期トッピングをまとめ買いして月あたりの料金を抑えたりと、iPadの使い方に合わせて柔軟に運用できます。2026年3月18日からはデータ専用プランでもeSIMの再発行ができるようになり、iPadを買い替えたときの回線の移し替えもしやすくなりました。ただし180日ごとに何らかのトッピング購入が必要な点だけ覚えておきましょう。

3位 IIJmio|低容量eSIMが業界最安級で2台目に最適

IIJmio

対応回線 ドコモ・au(データeSIMはドコモ回線のみ)
月額料金の目安(データeSIM) 2GB 440円/5GB 650円/10GB 1,050円/15GB 1,320円/25GB 1,650円
データ容量 2GB〜55GB
SIMタイプ データeSIM(ギガプラン)・データSIM
eSIM/即日開通 対応(データeSIMが特に安い)
データ繰り越し あり
店舗サポート 一部の家電量販店
こんな人におすすめ iPadを2台目として低容量eSIMで安く持ちたい人

メリット

  • データ専用eSIMが2GB 440円からと、iPadのサブ回線用に業界最安級で持てる
  • 2GBから55GBまで8段階の容量から選べ、余ったデータの翌月繰り越しにも対応
  • 老舗MVNOで料金体系が分かりやすく、初めてでも契約しやすい

デメリット

  • お昼の混雑時間帯は速度が落ちやすい
  • 支払い方法がクレジットカードのみ
  • 登録手数料3,300円に加え、eSIMでは発行手数料220円が別途かかる

IIJmioは老舗のMVNOで、データ専用eSIMが2GB 440円からという業界最安級の料金が魅力です。iPadをメインのスマホとは別のサブ端末として安く持ちたい人にぴったりで、少ない容量なら毎月の維持費を数百円台に抑えられます。

長年の運営実績があり、料金プランの分かりやすさやサポート体制にも定評があるため、初めてeSIMを使う人でも安心です。2026年11月4日まではeSIM初期費用半額キャンペーンが行われており、通常3,300円の初期費用が1,650円になるので、iPad用の回線を安く契約したい人はこの期間を狙うとお得です。SIMカードならドコモ・au回線から選べ、データeSIMはドコモ回線での提供となります。容量は2GBから最大55GBまで用意され、余ったデータを翌月へ繰り越せるのも無駄が出にくいポイントです。お昼の速度低下だけ理解しておけば、コスパ重視のサブ回線として頼れる一枚です。

4位 mineo|データ使い放題オプションと独自のパケットシェア

mineo

対応回線 ドコモ・au・ソフトバンク
月額料金の目安(シングルタイプ) 3GB 880円/7GB 1,265円/15GB 1,705円/30GB 1,925円/50GB 2,695円
データ容量 3GB〜50GB+低速使い放題
SIMタイプ データ専用(シングルタイプ)
eSIM/即日開通 対応(ソフトバンク回線は除く)
データ繰り越し あり
店舗サポート あり(mineoショップ)
こんな人におすすめ 低速使い放題やパケットシェアで賢く節約したい人

メリット

  • パケット放題オプションで速度を抑えつつデータ使い放題にでき、iPadの動画も気にせず見られる(データ専用のシングルタイプは7GBコース以上が対象で、7GBは最大1Mbps、15GB以上は最大3Mbpsが無償)
  • パケットシェアやフリータンクで、家族や自分のスマホと容量を分け合える
  • ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べ、手持ちのiPadに合わせやすい

デメリット

  • お昼の混雑時間帯は速度が大きく落ちることがある
  • ソフトバンク回線はeSIMに対応していない
  • 口座振替はeo光の利用者に限定される

mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べるMVNOで、低速のまま使い放題になるパケット放題や、ユーザー同士で容量を分け合えるフリータンクなど独自のオプションが豊富です。2025年12月10日に最大1Mbpsの「パケット放題 1Mbps」が加わり、従来1.5Mbpsだった「パケット放題 Plus」に代わる最大3Mbpsの「パケット放題 3Mbps」が2026年3月10日に正式提供を開始しました(月額385円・マイピタ15GB以上は0円)。iPadで動画や音楽を速度を抑えつつ気にせず使いたい人にぴったりで、料金をぐっと抑えられます。ただしiPad向けのデータ専用(シングルタイプ)で使う場合、パケット放題を申し込めるのは7GBコース以上で、3GBコースは対象外となる点は押さえておきましょう。

パケットシェア機能を使えば、スマホとiPadの2台で同じ容量を分け合えるため、それぞれ別に契約するより無駄が出ません。手持ちのiPadに合わせて回線を選べる柔軟さもうれしいポイントです。SNSや音楽中心の使い方なら、速度を絞る代わりに容量を気にせず使えるオプションが実用的で、長く節約しながら使えます。

5位 NUROモバイル|3GB・5GBの中容量がコスパ良好

NUROモバイル

対応回線 ドコモ・au・ソフトバンク
月額料金の目安(データSIM) 3GB 627円/5GB 825円/10GB 1,320円
データ容量 3GB〜15GB(バリュープラス)
SIMタイプ データSIM・SMS付きデータSIM
eSIM/即日開通 一部対応
データ繰り越し あり(バリュープラス)
店舗サポート なし
こんな人におすすめ 3GB・5GBの中容量をコスパ良く使いたい人

メリット

  • データSIMなら3GB 627円・5GB 825円と中容量の料金が安い
  • 余ったデータの繰り越しやパケットギフトに対応し、無駄が出にくい
  • ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べる

デメリット

  • 店舗サポートがなく手続きはオンライン中心
  • 大容量プランの選択肢が少なめ
  • キャンペーンの適用条件が細かい

NUROモバイルはソニーグループが手がけるMVNOで、3GB・5GBといった中容量のデータSIMがコスパ良く使えるのが魅力です。iPadで軽めにネットやSNSを使う人にちょうどよく、データ専用なら音声プランより安く持てます。

余ったデータを翌月へ繰り越せるうえ、パケットギフトで容量を分け合えるので、スマホとの2台持ちでも無駄が出にくい設計です。3回線から選べるため手持ちのiPadを活かしやすく、利用開始月は月額基本料金が0円になるのもうれしいポイント。大容量よりも、中容量をなるべく安く使いたい人に向いた一枚です。

6位 LINEMO|LINEギガフリーでビデオ通話も安心

LINEMO

対応回線 ソフトバンク
月額料金の目安 ベストプラン3GB 990円/10GB 2,090円/ベストプランV 30GB 2,970円
データ容量 3GB〜30GB
SIMタイプ 音声通話SIM(データ専用SIMはなし)
eSIM/即日開通 対応(最短即日)
データ繰り越し なし
店舗サポート なし(オンライン専用)
こんな人におすすめ 速度の安定とLINEのビデオ通話を重視する人

メリット

  • LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話がデータ消費ゼロになるLINEギガフリーに対応
  • ソフトバンク本回線を使うため、お昼の混雑時でも速度が安定している
  • eSIMに対応し、iPadでも申し込み当日に開通できる

デメリット

  • データ専用SIMがなく、iPadでも音声通話SIMの契約になるため料金はやや高め
  • 余ったデータの翌月繰り越しに対応していない
  • ソフトバンクやワイモバイルからの乗り換えはキャンペーン対象外になりやすい

LINEMOはソフトバンクが直接提供するオンライン専用プランで、ソフトバンクの本回線をそのまま使うため、お昼の混雑時でも速度が安定しているのが大きな強みです。格安SIMにありがちな昼の速度低下が気になりにくいので、iPadでオンライン会議や動画をよく使う人に向いています。大容量向けのベストプランVは2025年2月の料金改定で、月30GBまで月額2,970円の分かりやすい定額になりました。

LINEのトークや通話がデータ消費ゼロになるLINEギガフリーが全プランに付いているため、iPadをLINEのビデオ通話端末として使いたい人にも便利です。ただしデータ専用SIMの用意はなく、iPadでも音声通話SIMの契約になるため、料金は完全なデータ専用プランより高めになる点は理解しておきましょう。速度の安定を最優先する人向けの選択肢です。

7位 HISモバイル|大容量データ専用プランが割安

HISモバイル

対応回線 ドコモ・ソフトバンク
月額料金の目安(ビタッ!プラン データ) 100MBまで198円/2GBまで770円/5GBまで1,320円/10GBまで2,310円/15GBまで3,300円/30GBまで5,775円の段階制
データ容量 段階制(最大30GB・超過後は低速で使い放題)/定額のデータ定額2.0プランは1GB 400円〜30GB 2,720円
SIMタイプ データSIM・データeSIM(eSIMはデータ定額2.0プランのみ)
eSIM/即日開通 データ定額2.0プランがeSIM対応(ビタッ!プランはSIMカードのみ)
データ繰り越し なし
店舗サポート 一部のHISカウンター
こんな人におすすめ 使わない月の維持費を抑えつつ大容量も割安に使いたい人

メリット

  • 使った分だけ支払う段階制で、ほとんど使わない月は月額198円からとiPadの維持費を最小限にできる
  • 定額のデータ定額2.0プランはデータ専用のeSIMに対応し、最新のiPadでも使いやすい
  • 100MB・2GB・5GB・10GB・15GB・30GBの6段階で上限を設定でき、使いすぎを防げる

デメリット

  • お昼の混雑時間帯は速度が落ちやすい
  • 従量制のビタッ!プランはSIMカードのみで、eSIM専用の最新iPadでは使えない
  • 余ったデータの繰り越しには対応していない

HISモバイルは旅行会社のHISが手がけるサービスで、使った分だけ支払うビタッ!プランのデータSIMが、100MBまでなら月額198円で維持できるのが魅力です。iPadをたまにしか外で使わない人でも、無駄なく持ち続けられます。

使えば段階的に料金が上がり、2GBまで770円・5GBまで1,320円・最大30GBまで5,775円という分かりやすい料金なので、月によって使う量にばらつきがある人にも向いています。6段階で上限を設定できるので、使いすぎて料金が跳ね上がる心配も減らせます。ただしeSIMを使えるのは定額のデータ定額2.0プラン(1GB 400円〜30GB 2,720円)のみで、従量制のビタッ!プランはSIMカードのみの取り扱いです。eSIM専用の最新iPadで使うなら、データ定額2.0プランを選びましょう。

8位 イオンモバイル|1GB刻みで無駄なく選べる細かい料金設定

イオンモバイル

対応回線 ドコモ・au
月額料金の目安(データプラン) 1GB 528円〜/1〜10GBは1GB刻み、20〜100GBは10GB刻み、さらに150GB・200GBも選択可
データ容量 1GB〜200GB(データプラン。音声プランは0.5GBから)
SIMタイプ データプラン(SMSなしのデータ専用SIMはeSIM非対応)
eSIM/即日開通 音声プラン・SMS付きデータのeSIMは対応(SMSなしのデータ専用SIMは物理SIMのみ)
データ繰り越し あり
店舗サポート あり(全国のイオン店舗)
こんな人におすすめ 1GB刻みで無駄なく選び、店舗でも相談したい人

メリット

  • データ容量を1GB刻み(20〜100GBは10GB刻み)で選べ、自分のiPadの使い方にぴったり合わせて無駄なく契約できる
  • データプランは1GB 528円からと低容量が安く、最大200GBの大容量まで用意され繰り越しにも対応
  • 全国のイオン店舗で対面サポートを受けられ、初めてでも安心

デメリット

  • SMSなしのデータ専用SIMはeSIMに対応しておらず、最新のeSIM専用iPadで使うにはSMS付きを選ぶ必要がある
  • お昼の混雑時間帯は速度が落ちやすい
  • 最大速度は大手キャリアほどではない

イオンモバイルはイオンが手がける格安SIMで、データ容量を1GB刻みで細かく選べる料金設定が大きな特徴です。iPadで毎月使う量がはっきりしている人なら、必要な分だけを無駄なく契約でき、余計な出費を抑えられます。

全国のイオン店舗で申し込みや設定の相談ができるため、オンライン手続きが不安な人でも安心して始められるのも強みです。20〜100GBは10GB刻み、さらに150GB・200GBまで選べる大容量プランもあり、データの繰り越しにも対応しています。ただし、SMSなしのデータ専用SIMはeSIMに対応しておらず、物理SIMスロットのないeSIM専用の最新iPadではそのままでは使えない点に注意が必要です。eSIMで契約したい場合は、SMS付きのデータプラン(au回線のタイプ1はSMSが標準付帯)や音声プランを選ぶ形になります。

9位 y.u mobile|余ったデータを永久にためられるチャージ機能

y.u mobile

対応回線 ドコモ
月額料金の目安 シングル(5GB)1,070円
データ容量 5GB(ギガ倍増特典の適用で毎月10GB)+繰り越し(残容量100GBまでためられる)
SIMタイプ データSIM・音声通話SIM
eSIM/即日開通 対応
データ繰り越し あり(有効期限なしでためられる)
店舗サポート なし
こんな人におすすめ 月ごとに使う量がばらつき、データを無駄にしたくない人

メリット

  • 余ったデータを有効期限なしで繰り越せ、残容量100GBまでためておける
  • ギガが足りないときは10GBまとめてチャージすると1GBあたり120円と割安
  • ドコモ回線で全国的につながりやすい

デメリット

  • お昼の混雑時間帯は速度が落ちやすい
  • 店舗サポートがなく手続きはオンライン中心
  • データSIMは回線がドコモに限られる

y.u mobileは、余ったデータを有効期限なく繰り越せ、残容量100GBまでためておける永久繰り越しが最大の特徴です。iPadは月によって使う量にばらつきが出やすいので、あまり使わなかった月のデータを無駄にせずためておける仕組みは非常に相性がよいといえます。

シングルプランは5GBで月1,070円と分かりやすく、2025年4月から始まった「ギガ倍増特典」が適用されると毎月10GB使える計算になります。ためたデータは繁忙月にまとめて使えます。ギガが足りないときも、10GBまとめてチャージすれば1GBあたり120円と割安に追加できるため、急な使いすぎにも対応しやすい設計です。ドコモ回線で全国的につながりやすく、データを無駄なく使い切りたい人にぴったりの一枚です。

10位 リンクスメイト|ゲームアプリのデータ消費が90%以上カウントフリー

リンクスメイト

対応回線 ドコモ
月額料金の目安 100MB 165円〜(最大1.5TBまで細かく選べる)
データ容量 100MB〜1.5TB
SIMタイプ データ+SMS・データSIM・音声通話SIM(いずれもeSIM可)
eSIM/即日開通 対応(データ通信のみのeSIMも選べる・最短即時開通)
データ繰り越し あり
店舗サポート なし
こんな人におすすめ iPadでゲームや動画をたっぷり楽しみたい人

メリット

  • カウントフリーオプションで対象ゲームやSNSの通信量を90%以上カットできる
  • 100MBから1.5TBまで細かく容量を選べ、iPadの使い方に合わせやすい
  • データ通信のみのeSIMも契約でき、余ったデータの繰り越しにも対応している

デメリット

  • eSIMの新規発行や再発行のたびに550円の手数料がかかる
  • 回線がドコモのみで選択肢が少ない
  • カウントフリーは月額550円のオプションのため別途費用がかかる

リンクスメイトは、カウントフリーオプションを付けると対象ゲームやSNSの通信量が90%以上カットされるゲーマー向けの格安SIMです。iPadで対象タイトルをよく遊ぶ人なら、データ消費を大きく抑えながらたっぷり楽しめます。

料金プランは100MBから1.5TBまで細かく選べるため、軽く使う人から大容量が必要な人まで幅広く対応できるのも魅力です。余ったデータの繰り越しにも対応しています。eSIMも音声・データ+SMS・データ通信のみのすべてで選べ、最短即時開通できるので、SIMスロットのない最新のeSIM専用iPadでも問題なく使えます。ドコモ回線のみという点だけ確認しておけば、ゲーム中心に使いたい人に向いた一枚です。

iPad向け格安SIM10社の料金・速度・データ容量を一覧で徹底比較

ランキングで紹介した10社を、目的別に比べやすいよう料金・容量の観点で一覧にまとめました。データ専用で安く使いたい人と、無制限・大容量でたっぷり使いたい人とで見るべきポイントが変わるので、2つの表に分けて紹介します。

10社の料金・速度・データ容量を徹底比較

データ専用プランの料金比較

iPadを安く使いたい人にとって注目したいのが、データ専用プランの料金です。低〜中容量でどれくらい安く持てるかを一覧にしました。会社によってはデータ専用SIMがない、またはeSIM非対応の場合があるので、その点もあわせて確認しましょう。

サービス名 3GBの目安 5GBの目安 10GBの目安 eSIM対応
IIJmio(データeSIM) 2GB 440円 650円 1,050円 対応
NUROモバイル(データSIM) 627円 825円 1,320円 一部対応
HISモバイル(データ) ビタッ!は2GBまで770円 1,320円(5GBまで) 2,310円(10GBまで) データ定額2.0のみ対応
イオンモバイル(データプラン) 1GB 528円〜 1GB刻みで選択 1GB刻みで選択 SMSなしは非対応
mineo(シングルタイプ) 880円 1,265円(7GB) 1,705円(15GB) 対応(SB回線除く)
y.u mobile(シングル) 1,070円 ギガ倍増特典で10GB相当 対応
リンクスメイト 100MB165円〜 選択制 選択制 対応

低容量のeSIMを最安級で持ちたいならIIJmio、中容量のコスパならNUROモバイル、使わない月の維持費を抑えたいならHISモバイルが有力です。料金は改定される場合があるので、申し込み前に各公式サイトで最新の金額を確認しておくと安心です。

データ無制限・大容量プランの比較

iPadで動画配信やオンラインゲーム、大きなファイルのやり取りをたっぷり使いたい人は、無制限や大容量に強いプランを選びましょう。以下に代表的な選択肢をまとめました。

サービス名 大容量・無制限の内容 料金の目安 速度の安定性
楽天モバイル データ無制限 3,278円(無制限) おおむね安定
povo 大容量トッピング・使い放題トッピング 基本料0円+トッピング とても安定
mineo パケット放題で低速使い放題(データ専用は7GBコース以上が対象・7GBは最大1Mbps・15GB以上は「パケット放題 3Mbps」が無償) シングルタイプ 3GB 880円〜50GB 2,695円 低速時は一定速度で安定
LINEMO ベストプランV 30GB 30GB 2,970円 とても安定
HISモバイル ビタッ!プランは段階制で最大30GB/データ定額2.0は追加購入で最大100GB ビタッ!30GBまで5,775円・データ定額2.0の30GB 2,720円 普通(昼は低下)

とにかく容量を気にせず使いたいなら楽天モバイルの無制限、速度の安定と大容量を両立したいならpovoの長期トッピングやLINEMO、速度を抑えてでも使い放題にしたいならmineoのパケット放題 3Mbpsが向いています。使い放題タイプをさらに詳しく比べたい人は無制限の格安SIMおすすめランキングを、20GB以上の大容量プランで選びたい人は大容量の格安SIMおすすめランキングも参考になります。使い方に合わせて選び分けましょう。

iPadで格安SIMを使うメリット

iPadに格安SIMを入れると、WiFiがない場所でも使えるようになるだけでなく、通信費の面でもうれしい効果があります。ここでは主なメリットを3つ紹介します。

外出先でもWiFiを探さずネットにつながる

iPadに格安SIMを入れる最大のメリットは、WiFiがない場所でもすぐにネットにつながることです。カフェや移動中の電車、旅行先など、フリーWiFiを探したり接続設定をしたりする手間なく、電源を入れればそのままインターネットを使えます。

WiFiモデルのiPadだと、外出先ではスマホのテザリングを毎回オンにする必要があり、バッテリーの消耗や設定の面倒さがつきまといます。セルラーモデルに格安SIMを入れておけば、iPad単体で常時つながる状態を保てるため、外で資料を見たり動画を見たりする機会が多い人ほど快適さを実感できます。総務省も無線LAN(Wi-Fi)の安全な利用のページで公衆Wi-Fi利用時の注意点をまとめており、フリーWiFiはセキュリティ面の不安もあるため、自分専用の回線を持てる安心感も見逃せません。

キャリア契約より毎月の通信費を大きく抑えられる

大手キャリアでiPad用の回線を追加すると、月額数千円かかることも珍しくありません。一方、格安SIMのデータ専用プランなら数百円台から契約できるため、毎月の通信費を大きく減らせます。

たとえば低容量のデータeSIMなら2GBで月440円ほど、中容量でも1,000円前後に収まるプランが多く、年間で見れば数万円単位の差になることもあります。スマホ側の乗り換えもあわせて検討するなら格安SIMおすすめ人気ランキング比較TOP20も参考になります。iPadは自宅のWiFiで使う時間も長い端末なので、外で使う分だけを安く補えれば十分というケースがほとんどです。通信品質にこだわりすぎず、自分の使う量に合った容量を選べば、無理なく固定費を下げられます。

スマホと回線を分けてデータ容量を有効に使える

スマホとiPadで回線を分けておくと、片方でたくさん使っても、もう片方の容量に影響しないのもメリットです。スマホのテザリングでiPadを使うと、スマホ側のデータをどんどん消費してしまい、肝心なときに速度制限にかかることがあります。

iPadに専用の格安SIMを入れておけば、スマホの容量を気にせず動画やゲームを楽しめます。さらに、mineoやイオンモバイルのようにパケットシェアに対応したサービスなら、1つの契約容量をスマホとiPadで分け合うこともでき、使い方によっては全体の通信費をさらに抑えられます。用途に応じて回線を使い分けることで、限られたデータを無駄なく活用できます。

iPadで格安SIMを使うときの気をつけたい落とし穴

メリットの多い格安SIMですが、iPadで使う前に知っておきたい注意点もあります。国民生活センターも“格安スマホ”の利用方法やサポート内容に注意として、大手キャリアとの違いを確認してから契約するよう呼びかけています。契約後に後悔しないよう、代表的な3つの落とし穴を押さえておきましょう。

WiFiモデルではそもそもSIMが使えない

最も多い失敗が、WiFiモデルのiPadに格安SIMを契約してしまうケースです。WiFiモデルにはSIMを入れる仕組みも、モバイル通信に対応する部品もないため、どの格安SIMを契約しても外出先で単体ではネットにつながりません。

自分のiPadがWiFiモデルかセルラーモデルかは、契約前に必ず確認しましょう。設定アプリの「一般」→「情報」でモデル番号を調べたり、本体にSIMトレイがあるかを見たりすれば判別できます。もしWiFiモデルだった場合は、格安SIMを契約するのではなく、スマホのテザリングを使うか、モバイルルーターを併用する方法を検討するのが現実的です。

データ専用SIMは音声通話とキャリアメールが使えない

iPadで一般的に使うデータ専用SIMは、料金が安い代わりに電話番号を使った通話やキャリアメールが使えません。もっとも、iPadはもともと電話機能を前提としない端末なので、多くの人にとってこれは大きな問題にはなりません。

注意したいのは、アプリの新規登録などで電話番号によるSMS認証を求められる場面です。データ専用SIM(SMSなし)だとこの認証が通せないことがあるため、SMS認証を確実に使いたい人はSMS付きデータSIMを選んでおくと安心です。通話が必要な場合も、LINEやFaceTimeなどのアプリ通話を使えばデータ通信だけで会話できるので、用途に合わせて選びましょう。

時間帯によっては通信速度が遅くなることがある

大手キャリアから回線を借りているMVNOタイプの格安SIMは、平日のお昼や夕方など利用者が集中する時間帯に速度が落ちやすい傾向があります。動画がカクついたり、オンライン会議が不安定になったりすることもあるため、使う時間帯によっては注意が必要です。総務省もMVNO利用に係る注意喚起として、通信品質やサポート内容を契約前に確認するよう案内しています。

速度の安定を重視するなら、キャリア本体の回線を使うLINEMOやpovo、自社回線を持つ楽天モバイルなどが有利です。一方で、iPadを主に自宅のWiFi環境で使い、外では軽い調べもの程度という人なら、多少お昼に遅くても料金重視のMVNOで十分満足できます。自分がiPadをどこで・いつ使うかを考えて、速度と料金のバランスを取るのがコツです。

iPadとスマホの2台持ちでデータをまとめて節約するワザ

iPadとスマホを両方使う人は、契約の仕方を工夫することで通信費をさらに抑えられます。ここでは2台持ちならではの節約ワザを3つ紹介します。

パケットシェアで家族や自分の2台分をまとめる

mineoやイオンモバイル、NUROモバイルなどには、1つの契約容量を複数の端末やSIMで分け合えるパケットシェア・パケットギフト機能があります。これを使えば、スマホとiPadでそれぞれ大きな容量を契約する必要がなくなり、全体の通信費を抑えられます。

たとえば大きめの容量を1つ契約し、それをスマホとiPadで分け合えば、月ごとにどちらをよく使っても無駄が出にくくなります。家族で使う場合も、親のスマホと子どものiPadで容量をシェアするといった使い方ができ、それぞれ別々に契約するより割安です。2台持ち・複数台持ちの人ほど、シェア機能のあるサービスを選ぶメリットは大きくなります。

スマホのテザリングとどちらが得か比べてみる

iPadに専用の格安SIMを入れるか、スマホのテザリングで済ませるかは、使う量によって損得が変わります。iPadをあまり外で使わないなら、スマホのテザリングで十分なことも多く、その場合は新たな契約が不要な分お得です。

一方、iPadで動画やゲームをよく使う人は、テザリングだとスマホ側の容量をどんどん消費してしまい、結局スマホのプランを大容量に上げる必要が出てきます。そうなると、iPadに安いデータ専用SIMを入れたほうがトータルで安くなるケースが少なくありません。まずは自分がiPadでどれくらい通信するかを見積もり、テザリングと専用SIMの両方でざっくり月額を比べてみるとよいでしょう。親機になるスマホ側の見直しもあわせて考えるならiPhoneにおすすめの格安SIMランキングも参考になります。

eSIMとデュアルSIMで用途ごとに回線を使い分ける

最近のiPadやスマホは、物理SIMとeSIM、あるいは複数のeSIMを同時に持てるデュアルSIMに対応した機種が増えています。これを活用すれば、用途ごとに回線を使い分けて、それぞれ最適なプランを組み合わせられます

たとえば、ふだんは安いデータ専用eSIMを使い、大容量が必要なときだけpovoのトッピングを追加する、といった柔軟な運用が可能です。速度重視の回線と料金重視の回線を2枚持ち、状況に応じて切り替える使い方もできます。eSIMなら物理的なカードの差し替えが不要で、設定画面から簡単に回線を切り替えられるため、こうした使い分けが手軽に行えるのも魅力です。

iPadと格安SIMはセットで購入できる?

これからiPadを用意する人は、端末と回線をどう組み合わせるか迷うところです。セット購入と単体購入、それぞれの方法と向き不向きを見ていきましょう。

端末セット販売がある格安SIM

一部の格安SIMでは、SIMの契約と同時にiPadなどのタブレットをセットで購入できます。端末と回線をまとめて手続きできるため、初めての人でも設定の手間が少なく始めやすいのがメリットです。

ただし、格安SIMで扱うタブレットはiPad以外のAndroidタブレットが中心のこともあり、最新のiPadを取り扱っているとは限りません。iPadにこだわる場合は、後述するようにApple StoreなどでiPadを用意し、SIMだけ格安SIMで契約する方法のほうが選択肢は広がります。セット販売を検討するときは、欲しいモデルが対象になっているか、総額でお得かを確認しましょう。

iPad単体を用意してSIMだけ契約する方法

最新のiPadを使いたい人におすすめなのが、Apple Storeや家電量販店でiPad本体を購入し、格安SIMはデータプランだけ契約する方法です。この組み合わせなら、好きなモデルのiPadを選びつつ、回線は自分の使い方に合った格安SIMで安く持てます。

Apple StoreでSIMフリーのセルラーモデルを購入すれば、SIMロックの心配もなく、eSIM対応の格安SIMをそのまま使えます。iPadを用意したら、あとはeSIMに対応した格安SIMを申し込み、画面の案内に沿って開通するだけです。端末は分割払いやApple独自の下取りなども使えるため、トータルのコストを抑えながら最新のiPadを自由に使いたい人に向いた方法です。

iPadで格安SIMを使う設定手順

格安SIMを契約したら、iPadで使えるように設定します。eSIMと物理SIMで手順が少し異なるので、それぞれの流れを押さえておきましょう。難しく感じるかもしれませんが、案内に沿って進めれば数分で完了します。

eSIMを開通させる手順

eSIMは、SIMカードを差し込まずにオンラインで開通できるのが特徴です。申し込み後に届く案内に沿ってQRコードを読み取るだけで、最短その日のうちに使い始められます

基本的な流れは、まず格安SIMのサイトでeSIMのデータプランを申し込み、開通用のQRコードやプロファイルを受け取ります。次にiPadの設定アプリから「モバイルデータ通信」→「eSIMを追加」を選び、届いたQRコードをカメラで読み取ります。あとは画面の案内に従って回線を追加し、必要に応じて構成プロファイルやAPN(接続情報)を設定すれば完了です。作業のほとんどは画面のガイドに沿って進むので、初めてでも迷いにくくなっています。

物理SIMの差し込みとAPN設定の手順

物理SIMに対応したiPadでは、届いたSIMカードを差し込んで設定します。SIMを入れたあとにAPN(接続先の情報)を設定することで、モバイル通信が使えるようになります

手順は、まずiPadの側面にあるSIMトレイをピンで開け、SIMカードの向きを合わせて差し込みます。次に、格安SIMから案内されたAPN構成プロファイルを、iPadのSafariで指定のページにアクセスしてインストールします。会社によっては手動で「設定」→「モバイルデータ通信」→「APN」に値を入力する場合もあります。設定が終わると画面上部にアンテナが表示され、WiFiがない場所でも通信できるようになります。うまくつながらないときは、iPadを再起動すると認識されることが多いです。

iPad×格安SIMのよくある質問

最後に、iPadで格安SIMを使う際によく寄せられる質問をまとめました。契約前の不安解消に役立ててください。

iPadでLINEやSMS認証は使えますか?

LINE自体はデータ通信で動くため、iPadでもインストールして使えます。ただし、LINEの新規登録には電話番号によるSMS認証が必要なので、データ専用SIM(SMSなし)だと新規登録がしづらい点に注意が必要です。

すでにスマホでLINEを使っている人なら、iPad版はスマホのアカウントと連携させて使うのが基本になります。iPadで新しくアカウントを作りたい場合や、他のアプリでもSMS認証をよく使う場合は、SMS付きデータSIMを選んでおくと安心です。認証さえ通れば、あとはデータ通信だけでトークやビデオ通話が問題なく使えます。

WiFiモデルのiPadで格安SIMを使う方法はありますか?

WiFiモデルのiPadは、SIMを入れる仕組み自体がないため、直接格安SIMを挿して使うことはできません。外出先でネットを使いたい場合は、スマホのテザリングやモバイルルーターを併用する方法が現実的です。

スマホのテザリングを使えば、格安SIMを入れたスマホの通信をiPadに分けられます。頻繁に外でiPadを使うなら、格安SIMを入れたモバイルルーターを1台用意して、複数の端末で共有するのもよい方法です。どうしてもiPad単体でモバイル通信をしたい場合は、セルラーモデルへの買い替えを検討することになります。

iPadとスマホでSIMを共有できますか?

1枚のSIMカードを差し替えて2台で同時に使うことはできませんが、パケットシェアやパケットギフトに対応した格安SIMなら、契約したデータ容量を複数のSIM・端末で分け合えます

mineoやイオンモバイル、NUROモバイルなどがこうした機能に対応しており、スマホ用とiPad用でそれぞれSIMを持ちつつ、容量はまとめて管理するといった使い方ができます。これにより、片方が余った容量をもう片方で使えるため、2台分を別々に契約するより無駄が出にくくなります。

データ専用SIMでもテザリングはできますか?

多くの格安SIMでは、データ専用SIMでもテザリングを追加料金なしで利用できます。iPadに入れたデータ専用SIMの通信を、ほかのスマホやパソコンに分けて使うことも可能です。

ただし、会社やプランによっては一部テザリングに制限がある場合もあるため、テザリングを重視する人は契約前に対応状況を確認しておくと安心です。iPadを親機にしてノートパソコンをつなぐといった使い方もできるので、外出先での作業が多い人にとっては便利な機能です。

格安SIMに乗り換えるとiPadの保証はどうなりますか?

iPad本体の保証(AppleCareなど)は、どの回線を使うかとは関係なくAppleとの契約に基づくものなので、格安SIMを使っても保証内容は変わりません。SIMを入れ替えたことで本体保証が無効になることはありません。

一方で、キャリアの端末保証サービスに入っていた場合は、そのキャリアを解約すると保証が受けられなくなることがあります。乗り換え前にどの保証に加入しているかを確認し、必要に応じてAppleCareなどの代わりの保証を検討するとよいでしょう。iPadをApple Storeで単体購入した場合は、はじめからAppleの保証が基本になります。

子ども用のiPadにはどの格安SIMがおすすめですか?

子ども用のiPadには、使いすぎを防ぎやすい小容量・従量制のプランや、データ容量を管理しやすいサービスが向いています。使った分だけ支払うHISモバイルや、1GB刻みで細かく容量を決められるイオンモバイルなどは、使いすぎの心配を抑えやすい選択肢です。

また、パケットシェアに対応したサービスなら、親が容量を管理しながら子どものiPadに必要な分だけ分け与えることもできます。総務省の携帯電話ポータルサイトでも、乗り換えや契約時には利用状況に合ったプラン選びが呼びかけられています。フィルタリングの設定とあわせて、家庭の使い方に合ったプランを選んであげましょう。

この記事を書いた人

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