毎月のスマホ代を安くしたくて格安SIMを検討しても、いちばん気になるのは「安くしたら通信速度が遅くなってしまわないか」という点ではないでしょうか。実際、会社やプランの選び方を間違えると、お昼休みにSNSがなかなか開かない、動画がカクつくといったストレスにつながることもあります。
この記事では、実測の下り速度やお昼の混雑時間帯のつながりやすさを重視して、通信速度が速い格安SIMを10社ランキング形式で比較します。各社の料金・対応回線・速度の傾向を具体的な数値で紹介し、用途別の選び方や乗り換え前の注意点、よくある質問までまとめました。速度で後悔しない一枚を選ぶための参考にしてください。
格安SIMの通信速度は遅い?まず知っておきたい基礎知識
「格安SIMは遅い」というイメージを持っている人は多いですが、実際は選ぶ会社のタイプによって速度は大きく変わります。総務省が2026年5月に公表した令和7年通信利用動向調査では、スマートフォンの世帯保有割合は91.8%に達しており、スマホの通信品質はもはや生活インフラの一部です。まずは、なぜ速度差が生まれるのか、どのくらいの速度があれば快適なのかという基礎から押さえておきましょう。
MNO・サブブランド・MVNOで通信速度が変わる理由
格安SIMと呼ばれるサービスは、通信の仕組みで大きく3タイプに分けられます。この違いが、そのまま通信速度の安定度の差になって表れます。
| 大手キャリアの格安プラン(MNO) | ahamo・povo・LINEMOなど。ドコモ・au・ソフトバンク本体の回線をそのまま使うため、混雑時でも速度が安定しやすい。 |
|---|---|
| サブブランド | UQモバイル・ワイモバイルなど。キャリア直系で優先的に帯域が確保され、速度が安定。店舗サポートも受けやすい。 |
| MVNO | mineo・IIJmio・日本通信SIMなど。大手から回線を借りて提供するため料金は安いが、混雑時に速度が落ちやすい。 |
MVNOは大手キャリアから回線の一部(帯域)を借りて運営しています。自前で基地局を持たない分だけ料金を安くできますが、借りている帯域には限りがあるため、利用者が集中するとどうしても速度が下がりやすくなります。総務省が公表する電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データを見ても、MVNOの契約数は年々伸びており、選択肢として定着していることがわかります。速度をとにかく重視するなら、キャリア本体の回線をそのまま使うサブブランドや大手の格安プランが有利です。
快適に使える通信速度の目安(動画・ゲーム・SNS)
通信速度は「下り(ダウンロード)」の数値が大きいほど快適ですが、必ずしも数百Mbpsもの速度が必要なわけではありません。用途ごとに必要な速度の目安を知っておくと、過剰なスペックにお金を払わずに済みます。
| SNS・LINE・Web閲覧 | 1〜3Mbpsあれば快適。テキストや画像中心なら低速でも十分。 |
|---|---|
| 標準〜HD画質の動画 | 3〜10Mbps程度あれば止まらず視聴できる。 |
| 高画質(フルHD・4K)動画 | 10〜25Mbps程度が目安。 |
| オンラインゲーム | 速度よりも応答速度(Ping値)が重要。下りは10〜30Mbpsあれば十分な場合が多い。 |
こうして見ると、日常使いなら下り10Mbps前後を安定して出せるかどうかが一つの合格ラインになります。ランキング上位の格安SIMは、混雑するお昼でもこのラインを大きく上回るため、速度で不便を感じにくいのです。
速度が落ちやすい時間帯とその原因
格安SIM、とくにMVNOの速度が落ちやすいのは、多くの人が一斉に通信する平日の昼12時台、そして夕方の帰宅時間帯(18〜19時前後)です。この時間は借りている帯域が混み合い、下り速度が1Mbpsを下回ることもあります。
総務省の令和7年版情報通信白書によれば移動通信のトラヒックは前年同月比で15.6%増と伸び続けており、混雑時間帯の負荷は年々重くなっています。これは回線の混雑が原因なので、時間帯を避ければ本来の速度に戻ります。逆にいえば、昼12時台の速度を維持できる会社こそが「本当に速い格安SIM」といえます。この記事のランキングでも、お昼の速度が落ちにくいかどうかを重視して評価しています。
通信速度が速い格安SIMの選び方
速い格安SIMを選ぶには、カタログ上の最大速度ではなく、実際に出る速度と混雑時のつながりやすさを見るのがコツです。ここでは失敗しないための3つのポイントを解説します。
実測の下り速度で比べる
各社が公表する「最大○○Mbps」はあくまで理論値で、実際に出る速度とは大きく異なります。参考にすべきは、利用者が実際に測った速度を集計した実測値(平均下り速度)です。
実測データを見ると、2026年8月時点でも下りの平均速度はLINEMO・UQモバイル・ワイモバイルといったキャリア系が上位に並び、混雑していない時間帯なら100Mbps前後を記録することもあります。とくにこの3社は昼12時台の計測でも80Mbps以上を保つ例が多く、UQモバイルでは100Mbpsを超える測定結果も出ています。実効速度の測り方や利用者への表示方法は総務省のインターネット接続サービスの品質測定方法等に関するガイドラインで共通化が進められており、各社が公表する速度を見比べるときの目安になります。一方でMVNOは会社ごとの差が大きいため、実測値を必ずチェックしてから選びましょう。速度以外の条件も含めて幅広く比べたい人は、格安SIMおすすめ人気ランキング比較TOP20もあわせて確認すると全体像がつかめます。
混雑しやすい昼12時台の速度を重視する
一日の中でもっとも通信が混み合うのが平日の昼12時台です。ここで速度が保てるかどうかが、体感の快適さを大きく左右します。
キャリア本体の回線を使うサブブランドや大手の格安プランは、昼でも数十Mbpsを維持できることが多く、実質的に速度低下を感じません。反対にMVNOは昼だけ極端に落ち込む会社もあるため、昼のつながりやすさを最優先するならサブブランドやオンライン専用プランが安全です。
eSIM対応やお試しのしやすさで選ぶ
速度は住んでいる地域や使う時間帯によっても変わるため、最終的には自分の生活圏で試すのが確実です。その点で便利なのが、SIMカードの郵送を待たずに申し込み当日から使えるeSIMへの対応です。
eSIMに対応していれば、最短即日で開通して電波の入りや速度を確かめられます。povoのように基本料0円で持てるサービスなら、メイン回線と並行して速度を試すことも可能です。いきなり乗り換えるのが不安なら、eSIMやお試ししやすいサービスから始めると失敗しにくくなります。
通信速度が速い格安SIMおすすめランキング10選
ここからは、実測の下り速度・お昼の混雑時のつながりやすさ・料金のバランスを総合的に評価した、通信速度が速い格安SIMをランキング形式で紹介します。まずは各社の詳しい解説をチェックしていきましょう。
1位 LINEMO|ソフトバンク回線の快速をそのまま、昼も速度が落ちにくい

| 対応回線 | ソフトバンク |
|---|---|
| 月額料金の目安 | ベストプラン 3GB 990円/10GB 2,090円、ベストプランV 30GB 2,970円 |
| データ容量 | 3GB〜30GB |
| 昼の通信速度(実測傾向) | とても安定(昼でも100Mbps前後の測定例あり) |
| 通話オプション | 5分かけ放題550円/完全かけ放題1,650円(ベストプランVは5分かけ放題が基本料に込み) |
| eSIM/即日開通 | 対応(最短即日) |
| 店舗サポート | なし(オンライン専用) |
| こんな人におすすめ | 速度を最優先しつつLINEも多用する人 |
メリット
- ソフトバンク本体の回線をそのまま使い、昼の混雑時でも実測速度が落ちにくい
- LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話がデータ消費ゼロになるLINEギガフリーに対応
- eSIM対応で最短即日開通でき、速度をすぐに試せる
デメリット
- オンライン専用のため店舗での対面サポートが受けられない
- 余ったデータの翌月繰り越しに対応していない
- ソフトバンクやワイモバイルからの乗り換えは一部キャンペーン対象外になりやすい
LINEMOはソフトバンクが直接提供するオンライン専用プランです。複数の実測データでもお昼の下り速度が最上位クラスで、格安SIMにありがちな昼の速度低下がほとんど気にならないのが最大の強みです。速度で妥協したくない人の第一候補になります。
料金は使った分だけ上がるベストプランと、30GBをしっかり使えるベストプランVの2種類。ベストプランVは月2,970円に5分以内の国内通話かけ放題が含まれ、通話をよくする人ほど割安になります。LINEギガフリーで連絡手段がLINE中心の人ほど実質的に使えるデータ量が増える感覚で使えます。通話オプションは「通話オプション割引キャンペーン2」の対象で、5分以内の通話準定額(通常550円)が7カ月間0円、完全かけ放題(通常1,650円)が7カ月間1,100円で使えます。ベストプランV向けの通話定額(通常1,100円)も7カ月間550円になります。さらに週替わりで特典が変わる「LINEMO週穫祭」が続いており、他社からの乗り換えではPayPayポイントの還元が受けられます(金額や条件は週ごとに変わるため申し込み前に確認しましょう)。加えて2026年8月7日には、2026年9月1日から両プランで衛星と直接つながる「SoftBank Starlink Direct」と、海外データ通信(毎月最大7日間・容量無制限)が追加料金なしで使えるようになると発表されました。新規・既存を問わず対象なので、電波の届かない山間部や海外でも通信手段を確保しやすくなります。店舗サポートがない代わりに、そのぶんをシンプルな料金とポイント還元で還元しているプランといえるでしょう。
2位 UQモバイル|au回線の安定品質、店舗サポートも両立できる

| 対応回線 | au |
|---|---|
| 月額料金の目安 | トクトクプラン2 〜30GB(割引適用で5GBまで1,628円/30GB 2,728円)、コミコミプランバリュー 35GB 3,828円 |
| データ容量 | 〜35GB |
| 昼の通信速度(実測傾向) | とても安定(昼でも数十Mbps以上を維持) |
| 通話オプション | 10分かけ放題/完全かけ放題(コミコミは10分かけ放題込み) |
| eSIM/即日開通 | 対応 |
| 店舗サポート | あり(au・UQの店舗) |
| こんな人におすすめ | 速度と店頭サポートの安心を両立したい人 |
メリット
- au直系のサブブランドで帯域が優先的に確保され、混雑時でも実測速度が安定
- 全国のau・UQショップで対面サポートを受けられる
- コミコミプランバリューは35GB+10分かけ放題込みでわかりやすい
デメリット
- MVNOと比べると月額料金はやや高め
- 割引を最大化するには自宅セット割やau PAYカード支払いなどの条件が必要
- 小容量プランはデータ量の割に割高に感じる場合がある
UQモバイルはauのサブブランドで、実測データでもトップクラスの安定感を誇ります。お昼の混雑時でも数十Mbpsを維持しやすく、速度に不満を感じる場面がほとんどないのが魅力です。速度重視でありながら、いざというときに店舗で相談できる安心感も欲しい人にぴったりです。
現在は使った分だけ支払う「トクトクプラン2」と、35GB+10分かけ放題がセットの「コミコミプランバリュー」が中心で、コミコミプランバリューには月548円相当の「Pontaパス」も追加料金なしで含まれます。自宅セット割やau PAYカードでの支払いを組み合わせると月額を大きく抑えられます。2026年6月25日からは初めての加入者向けに「UQコミコミおトク割」が始まり、コミコミプランバリューが最大13カ月間660円引きの月3,168円で使えます。14カ月目以降も、割引期間中にau PAY ゴールドカードの会員になっていれば割引が続きます。速度・サポート・料金のバランスを重視するなら有力な選択肢です。
3位 ワイモバイル|ソフトバンク回線で昼も安定、家族割でお得に使える

| 対応回線 | ソフトバンク |
|---|---|
| 月額料金の目安 | シンプル3 S 5GB 3,278円/M 30GB 4,378円/L 35GB 5,478円(各種割引で大幅に安くなる) |
| データ容量 | 5GB〜35GB |
| 昼の通信速度(実測傾向) | とても安定(昼でも高速を維持) |
| 通話オプション | だれとでも定額+(10分かけ放題)/スーパーだれとでも定額+(完全かけ放題) |
| eSIM/即日開通 | 対応 |
| 店舗サポート | あり(ワイモバイルショップ) |
| こんな人におすすめ | 家族でまとめて乗り換えて速度も欲しい人 |
メリット
- ソフトバンク直系で昼夜を問わず速度が安定している
- 家族割引サービスやおうち割で2回線目以降がさらに安くなる
- 全国のショップで契約や設定のサポートを受けられる
デメリット
- 割引前の基本料金はサブブランドの中でも高めで、2026年6月2日にシンプル3が一律220円値上げされた
- 各種割引を適用しないと料金の割安感が薄い
- データ容量あたりの単価はオンライン専用プランに劣る場合がある
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、UQモバイルと並ぶ安定した速度が魅力です。お昼のピーク時でも高速を保ちやすく、家族での乗り換えに強いのが特徴です。現在の主力プランは「シンプル3 S/M/L」で、Lには10分かけ放題が標準で付きます。
基本料は2026年6月2日に一律220円改定されましたが、同年6月1日までにシンプル3を使っていた人は「シンプル3 特別割引」で12月31日まで改定前の料金のまま使えます。おうち割 光セットや家族割引を組み合わせると月額が大きく下がるため、家族みんなでソフトバンク光やSoftBank Airとまとめて使う家庭ほどお得になります。さらに2026年7月17日からは単身の人でも割引を受けられる「超!おトク割」が始まり、シンプル3 M/Lを新たに契約すると加入の翌月から12カ月間、毎月1,100円が割り引かれます(おうち割 光セットや家族割引との併用は不可)。速度・サポート・家族割の三拍子を求める人に向いています。
4位 povo2.0|au回線を必要な分だけ、基本料0円のトッピング制

| 対応回線 | au |
|---|---|
| 月額料金の目安 | 基本料0円+トッピング(例:データ追加1GB 390円/7日、3GB 990円/30日、使い放題6時間 250円、使い放題24時間 330円 など) |
| データ容量 | トッピングで自由に選択 |
| 昼の通信速度(実測傾向) | おおむね安定(au回線・混雑時はやや低下する測定例も) |
| 通話オプション | 5分かけ放題550円/完全かけ放題1,650円 |
| eSIM/即日開通 | 対応(最短即日) |
| 店舗サポート | なし(オンライン専用) |
| こんな人におすすめ | 使う月だけ課金したい人・サブ回線が欲しい人 |
メリット
- 基本料0円で維持でき、必要なときだけデータをトッピングできる
- au本体の回線を使うため、速度の土台がしっかりしている
- eSIM対応で、メイン回線と並行して速度を試すサブ運用に向く
デメリット
- トッピングをしないと最大128kbpsの低速に制限される
- 一定期間有料トッピングの購入がないと利用停止になる場合がある
- 毎月一定量を安定して使う人には割高になりやすい
povo2.0はauが提供するトッピング制のオンラインプランです。基本料0円で持てるうえ、必要なデータだけを都度買い足せる自由度の高さが最大の特徴です。au回線をそのまま使うため速度の下地も良く、混雑していない時間帯なら十分高速に使えます。
毎月の使用量がバラバラな人や、災害・イベント時のサブ回線を確保しておきたい人に最適です。データ使い放題は24時間330円のほか6時間250円も選べるので、旅行や動画をたくさん見る日だけ課金する、といった賢い使い方もできます。2025年10月には90GB(90日間)7,980円、180GB(180日間)14,880円といった中容量の長期トッピングも加わり、毎月30GB前後を使う人でも割安に運用しやすくなりました。さらに2026年7月1日には月110GB相当を使える1.32TB(365日間)39,240円の1年間トッピングが登場した一方、60GB(90日間)・150GB(180日間)・300GB(90日間)は2026年7月31日で受付を終了しています。2026年6月19日には毎月自動更新される月額制の「【サブスク】データ追加0.5GB」(月600円)も加わり、少量を切らさず使いたい人にも合わせやすくなりました。
5位 ahamo|ドコモ回線で全国どこでも安定、30GB+5分かけ放題が標準

| 対応回線 | ドコモ |
|---|---|
| 月額料金の目安 | 30GB 2,970円/大盛りオプション(+1,980円)で110GB 4,950円 |
| データ容量 | 30GB・110GB |
| 昼の通信速度(実測傾向) | おおむね安定(時間帯によって低下する測定例もあり) |
| 通話オプション | 5分かけ放題が標準で込み/完全かけ放題は+1,100円 |
| eSIM/即日開通 | 対応 |
| 店舗サポート | ドコモショップで有料サポートあり |
| こんな人におすすめ | 全国で安定して中〜大容量を使いたい人 |
メリット
- 人口カバー率の高いドコモ回線を使い、地方や山間部でもつながりやすい
- 30GBに5分かけ放題が標準で付き、料金がシンプルでわかりやすい
- 大盛りオプションで110GBまで一気に増やせる
デメリット
- 小容量プランがなく、データをあまり使わない人には割高
- お昼の混雑時に速度が落ちる測定例もある
- 店舗での申し込みサポートは有料になる
ahamoはドコモが提供するオンライン専用プランです。全国をカバーするドコモ回線の安定感が最大の武器で、旅行や出張で地方に行く機会が多い人でもつながりやすさに困りにくいのが魅力です。30GBに5分かけ放題が標準で付くわかりやすさも人気の理由です。
データをたっぷり使う人向けに、大盛りオプションで110GBまで拡張できる柔軟さも備えています。大盛り契約者は月2,200円の「ahamoポイ活」を付けるとd払い・dカードの還元率が上乗せされ、ポイントを貯めたい人にも向きます。支払いにdカードを設定すると毎月のデータ量が増えるボーナスもあり、dカード PLATINUM・GOLD・GOLD Uなら+5GB、通常のdカードでも+1GBが上乗せされます。2026年2月25日からは留守番電話サービス(月330円)とキャッチホン(月220円)にも対応し、オンライン専用プランで不足しがちだった通話まわりの機能も補われました。海外でも91の国・地域で月30GBまで追加料金なしにデータ通信が使えます。お昼の速度は時期によって変動することもありますが、日常使いで困るほどではありません。回線品質を重視しつつ中〜大容量を使いたい人に向いています。
6位 楽天モバイル|自社回線エリアなら高速データが使い放題、段階制で無駄なし

| 対応回線 | 楽天回線・au回線(パートナー) |
|---|---|
| 月額料金の目安 | Rakuten最強プラン:3GBまで1,078円/20GBまで2,178円/無制限3,278円 |
| データ容量 | 段階制(上限なし・無制限) |
| 昼の通信速度(実測傾向) | エリアで差(楽天回線圏は良好、屋内やエリア端で不安定な場合も) |
| 通話オプション | Rakuten Linkアプリ利用で国内通話無料 |
| eSIM/即日開通 | 対応 |
| 店舗サポート | あり(楽天モバイルショップ) |
| こんな人におすすめ | データ無制限と通話無料をまとめて使いたい人 |
メリット
- どれだけ使っても月3,278円でデータ無制限に使える
- 使った分だけ支払う段階制で、少ししか使わない月は自動で安くなる
- Rakuten Linkアプリで国内通話が無料になる
デメリット
- 楽天回線のエリア外や屋内では速度や電波が不安定になることがある
- Rakuten Linkを使わない通常発信は通話料がかかる
- 建物の奥まった場所ではつながりにくいと感じる人もいる
楽天モバイルは、データ無制限と通話無料を1つにまとめたコストパフォーマンスの高さが魅力です。楽天回線がしっかり届くエリアなら、月3,278円でデータを気にせず使えるため、動画やテザリングを多用する人ほどお得になります。段階制なので使わない月は自動的に安くなるのもうれしいポイントです。
一方で、速度や電波の安定度は住んでいる場所に左右されます。ただし700MHz帯(プラチナバンド)の基地局整備が全国で進み、人口カバー率は99.9%まで伸びて、以前は弱点だった屋内や地下でのつながりやすさは着実に改善しています。なお、KDDIから借りているパートナー回線(auローミング)は契約上の提供期間が2026年9月30日までですが、楽天モバイルは2026年8月12日に、自社エリアの整備に時間がかかる地方(ルーラル)エリアなどでは10月以降もローミングを継続する方向でKDDIと協議中だと発表しています。さらに2026年10〜12月には、専用端末を使わず手持ちのスマホがそのまま衛星とつながる「Rakuten最強衛星サービス」の開始も予定されています。こうしたスマホと衛星を直接つなぐ通信は総務省が技術的条件を取りまとめて制度整備を進めている分野で、山間部や離島の圏外対策として各社が導入を急いでいます。契約前に自宅や職場が楽天回線のエリアに入っているかを確認しておくと安心です。動画配信をよく見る人には、無制限にU-NEXTの見放題が付く「Rakuten最強U-NEXT」(月4,378円)という選択肢も用意されています。
7位 y.u mobile|ドコモ回線で中容量が安定、データは永久に繰り越せる

| 対応回線 | ドコモ |
|---|---|
| 月額料金の目安 | シングル 5GB 1,070円(ギガ倍増特典で10GB)、シングルU-NEXT 10GB 2,970円(同20GB)、シェアU-NEXT 20GB 4,170円(同40GB) |
| データ容量 | 5GB〜20GB(ギガ倍増特典で最大40GB)+永久繰り越し(ストック上限100GB) |
| 昼の通信速度(実測傾向) | MVNOの中では良好(昼でも数十Mbpsの測定例あり) |
| 通話オプション | 10分かけ放題550円/無制限かけ放題1,400円 |
| eSIM/即日開通 | 対応 |
| 店舗サポート | なし(オンライン中心) |
| こんな人におすすめ | 月の使用量にばらつきがあり繰り越しを活かしたい人 |
メリット
- MVNOの中では昼の速度が落ちにくく、実測が安定している
- 余ったデータを有効期限なしで永久に繰り越せる(上限100GB)
- シェアU-NEXTなら動画配信サービスU-NEXTの特典も付く
デメリット
- キャリア系サブブランドと比べると混雑時はやや遅くなる
- 店舗での対面サポートがない
- 最小プランが5GBからで、超少量だけ使いたい人には不向き
y.u mobileはドコモ回線を使うMVNOの中でも、実測速度の安定感で評価の高いサービスです。お昼でも数十Mbps台を記録する測定例があり、MVNOにしては速い部類に入ります。ギガの永久繰り越しができるため、使わなかったデータを無駄なく貯めておけるのも大きな魅力です。
シングルプランは月1,070円でギガ倍増特典により5GBが10GBになり、シェアU-NEXTプランなら20GBが40GBになるうえ動画配信の月額料金がまるごと含まれるお得さもあります。月ごとの使用量にムラがある人や、コツコツデータを繰り越して使いたい人に向いています。
8位 mineo|トリプルキャリア対応、マイそくで混雑時間を避けて賢く使える

| 対応回線 | ドコモ・au・ソフトバンク |
|---|---|
| 月額料金の目安 | マイピタ 3GB 1,298円〜30GB 2,178円・50GB 2,948円(2025年11月に容量増量)、マイそく スタンダード(最大1.5Mbps)990円 |
| データ容量 | 3GB〜50GB+低速使い放題オプション |
| 昼の通信速度(実測傾向) | 普通(昼は低下しやすい/マイそくは平日昼に最大32kbpsへ制限) |
| 通話オプション | 10分かけ放題/時間無制限かけ放題 |
| eSIM/即日開通 | 対応 |
| 店舗サポート | あり(一部店舗) |
| こんな人におすすめ | 独自オプションを活用して料金を抑えたい人 |
メリット
- ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べて、今のスマホをそのまま使いやすい
- マイそくやパケット放題 3Mbps(旧パケット放題 Plus)など、混雑を避けて節約できる独自オプションが豊富
- ユーザー同士でデータを分け合えるフリータンクなどコミュニティ機能がある
デメリット
- 通常プランは平日昼の速度が落ちやすい
- マイそくは平日昼12〜13時に速度が大きく制限される
- 大容量を高速で使いたい用途にはあまり向かない
mineoは3大キャリアすべての回線に対応するMVNOで、独自オプションの豊富さが持ち味です。マイそくのように、あえて速度を抑えて料金を安くする使い方や、パケット放題 3Mbpsで使い放題にする節約術が選べるのが特徴です。速度そのものより、料金と使い方の自由度を重視する人に向いています。
通常プランのマイピタは2025年11月26日に容量が増量され、料金そのままで1GB→3GB、5GB→7GB、10GB→15GB、20GB→30GBと使えるデータが増えました。さらに2026年3月10日には「パケット放題 Plus」が最大3Mbpsの「パケット放題 3Mbps」(3GB・7GBコースは月385円、15GB以上のコースは0円)に生まれ変わりました。3GB・7GBコースには最大1Mbpsで使い放題になる「パケット放題 1Mbps」が無料で付くため、追加料金なしでも低速使い放題を活用できます。昼の速度低下は避けられませんが、時間帯をずらして使ったり低速オプションを併用したりと工夫次第で快適さを保てます。とにかく安く、賢く節約したい人におすすめです。
9位 IIJmio|MVNO大手で速度と料金のバランスが良い

| 対応回線 | ドコモ・au |
|---|---|
| 月額料金の目安 | ギガプラン 2GB 850円/5GB 950円/10GB 1,400円/15GB 1,600円/25GB 2,000円ほか、最大55GB 3,900円まで |
| データ容量 | 2GB〜55GB |
| 昼の通信速度(実測傾向) | 普通(昼は低下しやすい) |
| 通話オプション | 5分/10分かけ放題/完全かけ放題 |
| eSIM/即日開通 | 対応(eSIMプランあり) |
| 店舗サポート | あり(一部店舗) |
| こんな人におすすめ | 料金を抑えつつ端末セールも狙いたい人 |
メリット
- 2GB 850円からと料金が安く、容量の選択肢が幅広い
- スマホ端末の割引セールが頻繁で、機種変更もまとめてお得にできる
- 老舗の通信事業者で運営が安定しており、eSIMにも対応
デメリット
- お昼の混雑時は速度が落ちやすく、実測が遅くなる時期もある
- キャリア系サブブランドほどの速度の安定感はない
- 初期はデータ量が翌月繰り越しのみで、繰り越し上限もある
IIJmioは、格安SIMの草分けともいえる老舗MVNOです。2GB 850円からという料金の安さと、容量ラインナップの豊富さが魅力で、少量から大容量まで自分にぴったりのプランを選べます。頻繁に開催されるスマホ端末セールを活用すれば、回線と機種変更を同時に安く済ませられます。
2026年3月1日には15ギガプランが1,800円から1,600円へ値下げされ、既存の利用者にも自動で適用されました。2026年11月4日までは「ハッピープライスキャンペーン+」も実施中で、25ギガプランの利用開始4〜6カ月目に月1,100円が割り引かれ、10分かけ放題とあわせて月900円前後で使える期間が用意されています。速度は昼の混雑時に落ちやすく、キャリア系ほどの安定感はありません。それでも料金と品質のバランスは良く、コストを重視しつつ多少の速度低下は許容できる人に向いています。安さと信頼性のバランスを取りたいなら候補に入れたい一枚です。
10位 日本通信SIM|ドコモ回線で必要十分な速度を最安級で使える

| 対応回線 | ドコモ |
|---|---|
| 月額料金の目安 | 合理的シンプル290(1GB 290円)、合理的みんなのプラン(20GB 1,390円・70分無料通話付き)、合理的50GBプラン 2,178円、データ専用のネットだけプラン(20GB 1,200円) |
| データ容量 | 1GB〜50GB |
| 昼の通信速度(実測傾向) | 普通(昼は低下する測定例もあるが日常使いは可能) |
| 通話オプション | 70分無料通話または5分かけ放題を選択(完全かけ放題は+1,600円) |
| eSIM/即日開通 | 対応 |
| 店舗サポート | なし(一部家電量販店で申込可) |
| こんな人におすすめ | とにかく料金を安く抑えたい人 |
メリット
- 20GBで月1,390円と、大容量プランがトップクラスに安い
- 合理的みんなのプランには70分の無料通話が標準で付く
- ドコモ回線を使い、対応エリアが広い
デメリット
- MVNOのため昼の混雑時は速度が落ちやすい
- 店舗での対面サポートがほとんどない
- データ量の追加は都度課金で、繰り越しには対応していない
日本通信SIMは、圧倒的な料金の安さで人気を集めるドコモ回線のMVNOです。合理的みんなのプランは20GBで月1,390円と最安級で、しかも70分の無料通話まで付くコストパフォーマンスの高さが魅力です。速度は昼に落ちることもありますが、SNSや動画も含めた日常使いなら十分こなせます。
とにかく毎月の固定費を下げたい人にとっては、これ以上ないほど心強い選択肢です。速度の絶対的な速さよりも、価格の安さと必要十分な使い勝手を重視する人に向いています。1GB 290円のシンプル290や、通話を使わない人向けに20GBを月1,200円で使える「ネットだけプラン」もあり、サブ回線やタブレット用途にも便利です。ネットだけプランは使ったデータが1GB以下だった月は119円まで下がるため、使わない月の負担がほとんどありません。上限はアプリから20GB(1,200円)・40GB(2,400円)・60GB(3,600円)に切り替えられるので、タブレットの使い方が月によって変わる人にも合わせやすくなっています。
速い格安SIM10社の実測速度と料金を一覧比較
ここまで紹介した10社の対応回線・お昼の速度傾向・料金・データ容量を一覧にまとめました。会社名をタップすると各社の詳しい解説に戻れます。速度と料金のバランスを見比べて、自分に合う一枚を探してみてください。
| 順位・サービス名 | 対応回線 | 昼の速度傾向 | 月額料金の目安 | データ容量 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
1位 LINEMO |
ソフトバンク | とても安定 | 990円〜2,970円 | 3GB〜30GB | 速度最優先でLINEも使う人 |
2位 UQモバイル |
au | とても安定 | 1,628円〜3,828円 | 〜35GB | 速度と店舗の安心を両立したい人 |
3位 ワイモバイル |
ソフトバンク | とても安定 | 3,278円〜5,478円(割引で大幅減) | 5GB〜35GB | 家族でまとめて乗り換える人 |
![]() 4位 povo2.0 |
au | おおむね安定 | 0円〜(トッピング制) | トッピングで選択 | 使う月だけ課金・サブ回線が欲しい人 |
![]() 5位 ahamo |
ドコモ | おおむね安定 | 2,970円〜4,950円 | 30GB・110GB | 全国で安定して中〜大容量を使う人 |
6位 楽天モバイル |
楽天・au | エリアで差 | 1,078円〜3,278円 | 段階制(無制限) | 無制限と通話無料を使いたい人 |
7位 y.u mobile |
ドコモ | MVNOでは良好 | 1,070円〜4,170円 | 5GB〜20GB+永久繰り越し | 使用量にばらつきがある人 |
![]() 8位 mineo |
ドコモ・au・SB | 普通(昼は低下) | 990円〜2,948円 | 3GB〜50GB+低速無制限 | 独自オプションで節約したい人 |
9位 IIJmio |
ドコモ・au | 普通(昼は低下) | 850円〜 | 2GB〜55GB | 料金を抑えつつ端末も狙う人 |
![]() 10位 日本通信SIM |
ドコモ | 普通(昼は低下) | 290円〜2,178円 | 1GB〜50GB | とにかく安く使いたい人 |
料金や容量はあくまで目安です。割引条件やキャンペーンは時期によって変わるため、最終的な金額は各社の公式サイトで確認してください。総務省の携帯電話ポータルサイトでも乗り換えの基本手順や費用がまとめられており、番号そのままの乗り換え(MNP)の手続きも以前より簡単になっています。
用途別に見る速い格安SIMの選び方
同じ「速い格安SIM」でも、何を重視するかで最適な会社は変わります。ここでは代表的な3つの使い方について、それぞれおすすめの一枚を概要表・メリデメ付きで紹介します。
オンラインゲームを快適に楽しみたい人
オンラインゲームでは、速度そのものよりも通信の応答速度(Ping値)の安定が重要です。混雑時でも速度がぶれにくい、キャリア本体の回線を使うサービスが安心です。中でも実測トップクラスのLINEMOは、ゲーム中の通信の途切れが起きにくく有力な選択肢になります。
| 対応回線 | ソフトバンク |
|---|---|
| ゲーム向きの理由 | お昼や夜のピーク時でも下り速度が安定し、応答も安定しやすい |
| 月額料金の目安 | 3GB 990円/10GB 2,090円/30GB 2,970円 |
| 通話オプション | 5分かけ放題550円/完全かけ放題1,650円 |
メリット
- ソフトバンク本体の回線で、混雑時でも通信が途切れにくい
- eSIM対応で申し込み当日からゲームの動作を試せる
- LINEギガフリーでボイスチャットのデータ消費を抑えられる
デメリット
- 大容量プランは30GBまでで、通信量が多いと足りない場合がある
- 店舗サポートがなく設定は自分で行う必要がある
ゲーム中の通信の安定を最優先するなら、実測速度が上位で安定しているLINEMOは非常に相性が良いです。自宅ではWi-Fiを併用し、外出先ではLINEMOの安定回線でプレイする、といった使い方なら30GBでも十分楽しめます。
動画をたっぷり見たい・無制限で使いたい人
動画を毎日たっぷり見る人は、データ容量を気にせず使える無制限プランが安心です。段階制でどれだけ使っても月3,278円で頭打ちになる楽天モバイルは、大容量派にとってコスパ抜群の選択肢です。
| 対応回線 | 楽天回線・au回線(パートナー) |
|---|---|
| 大容量向きの理由 | 楽天回線エリアならデータ無制限を月3,278円で使える |
| 月額料金の目安 | 3GBまで1,078円/20GBまで2,178円/無制限3,278円 |
| 通話オプション | Rakuten Linkアプリで国内通話無料 |
メリット
- データ無制限でも月3,278円と、大容量では屈指の安さ
- 使わない月は段階制で自動的に料金が下がる
- Rakuten Linkで通話料もかからずトータルで節約できる
デメリット
- 楽天回線エリア外や屋内では速度が不安定になることがある
- 電波状況によっては高画質動画が止まる場合もある
自宅や職場が楽天回線エリアに入っているなら、動画やテザリングを気兼ねなく使えて満足度が高くなります。契約前に公式のエリアマップで自分の生活圏を確認し、心配ならまず1回線試してみるのがおすすめです。無制限タイプをじっくり比べたい場合は、無制限の格安SIMおすすめランキングで使い放題の種類ごとの違いも確認しておくと選びやすくなります。
料金を抑えつつ速度も欲しい人
料金の安さを最優先しつつ、日常使いに困らない速度も確保したいなら、ドコモ回線を使う日本通信SIMがバランスに優れています。20GBで月1,390円という安さながら、SNSや動画も無理なくこなせます。
| 対応回線 | ドコモ |
|---|---|
| コスパが良い理由 | 20GB+70分無料通話が月1,390円と最安級 |
| 月額料金の目安 | 1GB 290円/20GB 1,390円/50GB 2,178円 |
| 通話オプション | 70分無料通話/5分かけ放題/完全かけ放題 |
メリット
- 20GBで月1,390円と大容量が格安で、無料通話まで付く
- ドコモ回線で対応エリアが広く、地方でもつながりやすい
- 使い方が変わっても1GBから50GBまで柔軟に選べる
デメリット
- MVNOのため昼の混雑時は速度が落ちやすい
- 店舗での対面サポートがほとんどない
昼のピーク時に多少速度が落ちても、価格の安さを取りたい人には日本通信SIMがぴったりです。Wi-Fiを併用できる環境なら、混雑時の速度低下もほとんど気にならず、毎月の固定費を大きく下げられます。
通信速度が速い格安SIMを使うメリット
速い格安SIMに乗り換えると、料金面だけでなく毎日の使い心地にもうれしい変化があります。主なメリットを3つ紹介します。
大手キャリアより月額料金を抑えられる
サブブランドや大手の格安プランは、キャリア本体とほぼ同じ速度を保ちながら月額料金を大きく下げられます。たとえば大容量を使っても3,000円前後で収まるプランが多く、キャリアの大容量プランと比べると月に数千円単位で安くなるケースも珍しくありません。
速度を落とさずに料金だけ下げられるのが、速い格安SIMの最大の魅力です。年間で見れば数万円の節約になることもあり、家計への効果は小さくありません。
混雑する時間帯でもストレスなく使える
安さだけで選んだ格安SIMだと、昼休みにSNSや地図アプリがなかなか開かず不便を感じることがあります。実測速度が速い会社を選べば、混雑するお昼や夕方でも快適に使え、日常のちょっとしたストレスから解放されます。
キャッシュレス決済や乗り換え案内など、外出先ですぐに使いたいアプリが多い人ほど、この安定感の恩恵は大きくなります。
オンライン手続きですぐ乗り換えられる
多くの格安SIMはオンラインで申し込みが完結し、eSIMなら最短で当日中に開通できます。店舗に足を運ぶ必要がなく、待ち時間もかからないため、思い立ったタイミングで乗り換えられるのも大きな利点です。
MNP(番号そのままの乗り換え)もオンラインで手続きでき、電話番号を変えずに移れます。手続きのハードルが下がったことで、以前より気軽に乗り換えを試せるようになっています。
速い格安SIMに乗り換える前に確認したい注意点
メリットの多い格安SIMですが、乗り換え前に知っておきたい注意点もあります。あとで後悔しないよう、事前にチェックしておきましょう。
サブブランドは大手キャリアより割高になる場合がある
速度が安定しているサブブランドは、割引を適用しない場合の基本料金がMVNOより高めです。とくに自宅のインターネット回線とのセット割や家族割を使わないと、思ったほど安くならないことがあります。
割引の適用条件は各社で異なるため、自分が条件を満たせるかを事前に確認しましょう。条件が合わない場合は、オンライン専用プランやMVNOのほうが安くなることもあります。
店舗サポートが受けられないサービスもある
LINEMO・povo・ahamoなどのオンライン専用プランは、店舗での対面サポートがありません。初期設定やトラブル対応を自分で行う必要があるため、スマホの操作に不安がある人は注意が必要です。
キャリアメールもそのままでは使えず、有料の持ち運びサービスやフリーメールへの切り替えが必要になります。国民生活センターも、契約前にサポート内容や問い合わせ方法、手持ちの端末が使えるかを確認するよう呼びかけています。不安な人は店舗のあるUQモバイルやワイモバイルを選ぶと安心です。
一部のMVNOは昼夜で速度差が大きい
mineoやIIJmio、日本通信SIMといったMVNOは、料金が安い一方で平日昼12時台や夕方の混雑時に速度が大きく落ちることがあります。この時間帯に動画やアプリを快適に使いたい人には向かない場合があります。
ただし、Wi-Fiを併用できる環境が多い人や、混雑時間を避けて使える人なら、速度低下はさほど気になりません。自分の生活パターンと照らし合わせて、許容できるかどうかを見極めましょう。
自宅の固定回線代わりに使える?テザリング・在宅ワーク視点で選ぶ速い格安SIM
最近は、格安SIMを固定回線の代わりに使えないかと考える人も増えています。ここでは、テザリングや在宅ワークの視点で速い格安SIMを選ぶポイントを解説します。
テザリングの安定度で選ぶときのポイント
パソコンやタブレットをスマホ経由でネットにつなぐテザリングでは、速度の速さに加えてデータ容量に余裕があること、そして混雑時でも速度が落ちにくいことが重要です。在宅ワークでビデオ会議を行うなら、上りの速度も安定している回線が望ましいでしょう。
無制限で使いたいなら楽天モバイル、安定した中容量ならUQモバイルやワイモバイルが候補になります。容量重視で選びたい人は大容量の格安SIMおすすめランキングで20GB以上のプランを比べておくと失敗しません。ただし、家族全員分の通信を1回線でまかなうような重い使い方には向かないため、あくまで補助的な固定回線代わりと考えるのが現実的です。
固定回線と格安SIMの併用でコストを抑えるコツ
通信費を賢く抑えるなら、光回線などの固定回線と格安SIMを役割分担して使うのがおすすめです。自宅では固定回線のWi-Fiにつなぎ、外出先だけスマホのデータを使うようにすれば、スマホ側は小〜中容量プランで十分になり、月額をぐっと下げられます。
さらに、サブブランドの自宅セット割は固定回線とのセットで割引が効くため、家全体の通信費で見るとお得になることもあります。どの組み合わせが安くなるかは格安SIMと光回線のセット割おすすめランキングで具体的に比較できます。自宅と外出先のどちらでどれだけ通信するかを整理してから、プランの容量を決めると無駄がありません。
通信速度が遅いと感じたときの対処法
格安SIMを使っていて「急に遅くなった」と感じたときは、原因を切り分けることで解決できる場合があります。すぐに試せる対処法を紹介します。
マイページで速度制限やデータ残量を確認する
速度が遅くなる最も多い原因は、契約したデータ容量を使い切ったことによる速度制限です。まずは各社のマイページやアプリでデータ残量と速度制限がかかっていないかを確認しましょう。
もし残量が少ないなら、データを追加購入するか、翌月まで低速のまま使うかを選べます。低速でもSNSやメッセージ程度なら問題なく使えることも多いので、慌てて追加購入する前に用途を見直してみましょう。
回線タイプやAPN設定を見直す
SIMを差し替えたり機種変更をした直後に遅い・つながらない場合は、ネット接続の設定であるAPN設定が正しく行われていない可能性があります。各社の案内に沿ってAPN設定をやり直すことで改善することがあります。
また、mineoのように複数回線から選べるサービスでは、自分の端末に合った回線タイプ(ドコモ・au・ソフトバンク)を選んでいるかも確認しましょう。端末との相性が悪いと本来の速度が出ないことがあります。回線を絞って選び直したい人は、ドコモ回線の格安SIMおすすめランキングで対応回線ごとの候補を比べてみるのもおすすめです。
混雑する時間帯を避けて使う
MVNOで昼12時台や夕方だけ遅いなら、回線の混雑が原因です。大きなアプリの更新や動画のダウンロードは、混雑しない朝や夜間、あるいはWi-Fi環境で行うようにすると快適に使えます。
どうしても昼の速度が必要な場合は、mineoのパケット放題 3Mbpsのような一定速度を保てるオプションを併用するか、サブブランドや大手の格安プランへの乗り換えを検討するとよいでしょう。
格安SIMの通信速度に関するよくある質問
最後に、格安SIMの通信速度についてよくある質問にまとめて答えます。乗り換え前の疑問解消に役立ててください。
一番通信速度が速い格安SIMはどこですか?
2026年8月時点の実測データでは、LINEMO・UQモバイル・ワイモバイルといったキャリア系のサービスが下り速度で上位に並んでいます。とくにLINEMOとUQモバイルはお昼の混雑時でも80Mbps以上を保つ計測例があり、実測トップクラスの安定感を見せています。時期や測定条件で順位は前後するため、最新の実測値も確認しながら選ぶと確実です。
格安SIMでも動画やオンラインゲームは快適に使えますか?
はい、速度が安定した会社を選べば快適に使えます。動画視聴は下り3〜10Mbps、オンラインゲームは10〜30Mbps程度あれば十分で、ランキング上位のサービスなら混雑時でもこのラインを上回ることが多いです。ゲームは速度よりも応答速度の安定が重要なので、キャリア本体の回線を使うサービスが安心です。
MVNOとサブブランドはどちらが速いですか?
速度の安定度で選ぶなら、キャリア直系のサブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)のほうが有利です。MVNOは料金が安い反面、昼や夕方の混雑時に速度が落ちやすい傾向があります。料金の安さを取るならMVNO、速度の安定を取るならサブブランド、と目的で使い分けるとよいでしょう。
通信速度が速い格安SIMは料金も高くなりますか?
速度が安定したサブブランドや大手の格安プランは、MVNOよりやや高めですが、それでも大手キャリアの本体プランよりは大幅に安く使えます。割引を適用すればサブブランドでも月2,000円前後に抑えられることも多く、速度と料金は必ずしもトレードオフではありません。用途に合う容量を選べば、速さと安さを両立できます。
楽天モバイルの通信速度は実際どうですか?
楽天モバイルの速度は、楽天回線がしっかり届くエリアなら日常使いに十分な速度が出ます。ただしエリアの端や建物の奥では電波や速度が不安定になることがあるため、契約前に自宅や職場が楽天回線のエリアに入っているかを公式マップで確認するのがおすすめです。エリアさえ合えば、無制限で使えるコスパの高さが魅力です。
乗り換える前に通信速度を試す方法はありますか?
あります。povo2.0のように基本料0円で持てるサービスや、eSIMに対応したサービスを使えば、今の回線を残したまま格安SIMの速度を自分の生活圏で試すことができます。実測は住んでいる地域や時間帯で変わるため、気になる会社をお試し感覚で使ってから本格的に乗り換えると失敗しにくくなります。



